APARTMENT HOTEL MIMARU、東京・京都でAIスピーカーとチャットボットを活用したITサービスを導入

大和ハウスグループの株式会社コスモスホテルマネジメントと、AIスピーカー向けアプリケーションの開発等を手がけるTradFit株式会社の2社は、コスモスイニシアが展開する都市型アパートメントホテル「MIMARU東京 赤坂」、「MIMARU京都 新町三条」の2施設の全客室およびフロントに、AIスピーカーを導入することを発表した。訪日外国人向けに多言語対応チャットボットと管理画面をシステム連携するサービスは、関西では初の取り組みだという。

コスモスイニシアが展開する「APARTMENT HOTEL MIMARU」の特長は、キッチンやリビング・ダイニングスペースを備え4名以上で快適に過ごせる【空間】、客室内にキッチンや調理器具などを常備し、ランドリー機能を備えることで叶う、暮らしの延長線上にある【自由】な過ごし方、都市部や観光地などにアクセスしやすいことで可能となるさまざまな【体験】の3つ。さらに宿泊ホテル周辺の観光情報やレストラン情報など、多彩な体験を楽しめるための情報を提供しており、2018年2月のホテルブランド誕生以降、東京・京都で7施設を運営している。

今回AIスピーカーの設置により、フロントへの問い合わせに対し多言語での対応が可能。またTradFitがホテル向けに開発・提供可能なサービスを付加し、音声で話しかけた内容に対し、通常はデータベースに蓄積された内容をもとにAIスピーカーが対応する。返答できない内容・言語の場合は、ウェブベースのチャットボットより自国の言語で質問内容を入力すれば自動翻訳され、ホテルスタッフとコミュニケーションをとることが可能になるという。さらに、よくある質問や日々のやり取りはAIが学習し続け、回答は日々効率化・自動化される。

AIスピーカーは6言語、チャットボットは現在17言語に対応可能で、ゲストはフロントに電話をする手間や言葉の壁がなくなり、ホテル周辺のレストランや観光スポット、交通案内など様々な情報を得ることができる。

上述のようなサービスが提供されることで、訪日外国人にとって利便性の向上が図れると同時に、スタッフの業務オペレーションの効率化を図ることができる。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、4,000万人の訪日外国人数が訪れるとされている日本。その際に課題とされる「言葉の壁」は、同社のようなIoTサービスの導入で多くを解決できるだろう。スマート家電やIoTデバイスがこれまで以上に普及することで、一層インバウンド需要が高まることを期待したい。

■「APARTMENT HOTEL MIMARU」公式サイトはこちら

【参照記事】
AIスピーカーとチャットボットを活用したITサービスを東京・京都の「APARTMENT HOTEL MIMARU」に初導入

 

(HOTELIER 編集部)


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