中国東方航空、中部国際空港へ新たに2路線。訪日外国人旅行客の利便性も向上

10月30日、中国東方航空(以下MU)は中部国際空港 セントレア(以下中部国際)へ新たに2路線、それぞれ1日1便の乗り入れを開始した。

・中部国際/上海(浦東)/蘭州線
・中部国際/青島/成都線

内陸部にある蘭州は、シルクロードとチベットの分岐点にあたり、古くから交通の要衝として知られる甘粛省の省都。訪日外国人旅行者がメインの利用客になるとMUは見込んでいる。

中国西南部、四川省の省都である成都は、日本企業も多く進出する商業の中心地であり、出張需要が見込まれる。中部国際によると中部国際/成都間における定期便の運航は2015年3月以来、1年半ぶりとなるという。

両路線ともエアバスA320型機を使用。ビジネスクラス8席、エコノミークラス148席の計156席を設けている。今回の2路線追加により、MUは中部国際と中国11都市を合計週48便で結ぶこととなった。

また、MUはこれまで青島経由で運行していた中部国際/北京線を10月30日から直行便に変更した。利用者にとっては大幅な利便性改善だ。
一方、これまで週2便運航していた中部国際/長沙/昆明線は機材繰りを理由に運休となっている。

■MU新路線と直行便化された北京線の運航スケジュール(10月30日~17年3月25日)は以下の通り。
・中部国際空港/上海/蘭州線(デイリー)
MU720便 NGO 16時00分発/PVG 18時05分着 19時35分発/LHW 23時00分着
MU719便 LHW 07時40分発/PVG 10時25分着 12時00分発/NGO 15時05分着

・中部国際空港/青島/成都線(デイリー)
MU2006便 NGO 17時40分発/TAO 19時05分着 20時30分発/CTU 23時35分着
MU2005便 CTU 09時00分発/TAO 11時45分着 13時10分発/NGO 16時40分着

・中部国際空港/北京線(デイリー)
MU744便 NGO 09時00分発/PEK 11時00分着
MU743便 PEK 16時30分発/NGO 20時50分着

【参照】
中国東方、10月末に中部2路線開設-北京はノンストップ化

(HOTELIER 編集部)


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