家具業界の常識を変え挑戦し続ける、フィールドアロー【Vol.3】大切な家具に、再び命を吹き込む瞬間

長きにわたり、同じ屋根の下で人々と共に生活をしてきた家具たち。
しかし日々の暮らしの中で、思わぬ瞬間に傷が入ってしまったり、時間の経過とともに素材の色味が変化したりと、家具もどんどん年老いていく。
中には経年劣化などにより「脚が折れてしまった椅子」「深い傷が入ったテーブル」「取っ手が外れた箪笥の引き出し」など、今後そのまま使い続けるのが難しいものもあるだろう。

フィールドアローでは、こうした修理が必要となる様々な家具を、メーカーの枠に縛られることなく受け入れ、再び長く安心して使用できる状態へとリペアし、お客様のもとへと届けている。

今回は、実際にお客様から依頼のあった家具のリペア現場を見せてもらった。

家族の食卓を見守ってきたダイニングテーブルをタッチアップ

今回リペアを行うのは、円状のダイニングテーブル。
細かく小さなキズはいくつかあるものの、一部は深いキズが入ったことで塗装が剥がれ、木材のそのものの色味があらわになった箇所があった。
この傷を修復し、元の状態に近づける作業「タッチアップ」の一部始終を見せていただいた。

(1)パテで傷を埋める

まずはヘラの先端を熱した後に固形のパテにあて、少しずつパテを溶かしていく。
パテが柔らかくなったらヘラで少量をすくい、補修部分にバランスよく乗せていく。
乾きやすいため、慎重かつスピーディーに溝を埋めていくことが重要だ。

(2)滑らかな表面に整えていく

ドライヤーをあてて表面を乾かす。
パテが固まったら、凸凹としている表面を削り、さらにヤスリで丁寧に平らにならしていく。

(3)色入れで少しずつ元の姿に

透明のスプレー塗料をかけて傷が目立たなくなってきたら、いよいよ色入れへ。
お皿の上で複数の塗料を混ぜて色を作り、塗料シンナーと一緒に修復箇所に塗布していく。
この時、小さい点を描くように少しずつ色を入れていくのがポイントだという。

(4)完成

色入れを終えた後、ドライヤーで表面を乾かしながら、仕上げに透明のスプレー塗料をかければ完成!
顔を近づけなければ、ほとんど修復箇所がわからないほどキレイに仕上がっている。

パテの塗り込みから仕上げまでの作業時間は、わずか15分ほど。
あまりの作業の早さとクオリティの高さに驚いたが、これも熟練の職人の技があるからこそだろう。

宿泊施設の家具にも応用が可能

商品の形状や傷の深さ・大きさにもよるが、短時間で傷を修復し本来の姿に近づけることができる家具修理。
同社では、一般の方の修理依頼だけでなく、法人依頼も受け付けている。
例えば、ホテルなど宿泊施設の客室にあるベッドやデスク、モデルルームで使用した家具なども対応可能だという。

自社製品しか修理を取り扱わないというメーカーが大半の家具業界。そのため、【Vol.1】【Vol.2】でもあるように、まだまだ「家具修理」に馴染みのない人は多い。
だからこそ、和洋問わず様々な家具修理を受け入れる同社は、ユーザーのかゆいところに手が届くサービスを提案している。

あなたが大切にしている家具の中に、傷や凹みなどで修理が必要なものがあれば、是非フィールドアローに相談してみてはいかがだろう。

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【Vol.1】代表:矢野氏インタビューも読む

■「finger marks」公式サイトはこちら

(HOTELIER編集部)


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