「お寺に泊まる」を身近なものに。和空と楽天LIFULL STAYの業務提携により実現する、非日常の宿泊体験。




「お寺に泊まる」を身近なものに。和空と楽天LIFULL STAYの業務提携により実現する、非日常の宿泊体験。

楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田 宗克、以下「楽天LIFULL STAY」)と、宿坊ポータルサイトおよび宿坊予約サイト「テラハク」を運営する株式会社和空(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:田代 忍、以下「和空」)は、宿坊施設の宿泊販売および運用代行に関する業務提携に合意したことから、7月18日に共同記者発表会を行った。

本提携により、今後は楽天ライフルステイが運営する民泊サイト「Vacation STAY」や、ブッキング・ドットコム上でも、宿坊の予約が可能となるほか、両社は、寺社振興および地方創生を目的に、共同で日本全国の宿坊施設の宿泊販売促進に取り組んでいくという。

同会見には、楽天LIFULL STAYの太田宗克代表と和空の田代忍代表、ブッキング・ドットコム・ジャパンの西日本地区統括部長・高木浩子氏が出席。太田代表は、「テラハクの開発は和空にしかできないこと。販売や販路面は我々に任せてもらい、和空には新しいユニークな物件開発に専念してほしい」と述べた。

和空について

“旅館やビジネスホテルにない特別な体験を提供”をコンセプトに2015年に設立した同社。寺社の宿坊施設をより一般の方々にも利用しやすい宿泊先として改修・整備するなど、宿坊(しゅくぼう)の魅力を国内外に広め、日本の歴史・伝統文化の魅力を体験できる“和の空間”の提供を通して「次世代型宿坊の創造」を実践している。

同社が運営する宿坊ポータルサイト「和空」および宿坊予約サイト「テラハク」は、【お寺に泊まる】という体験を、一般の方により身近にするための事業といえるだろう。

宿坊(しゅくぼう)とは

従来、主に僧侶や神職、参拝者のための宿泊施設だった宿坊(しゅくぼう)。現在では訪日旅行客など一般の方の宿泊も受け入れるよう変化している。

さらに宿泊に加え、坐禅や写経など寺社文化ならではの体験ができたり、異文化体験の貴重な場ともなっており、海外からの宿泊者は年々増加。2018年6月に施行された住宅宿泊事業法により、宿泊可能な宿坊は増加していくと見込まれており、「お寺に泊まる」という体験は、国内外の旅行客からさらなる注目を集めている。

テラハク第一弾は、滋賀県「三井寺」

東海道五十三次の宿場として栄えた大津。その地で1300年の歴史を持つ「三井寺(正式名称:園城寺)」の境内にある僧坊「妙厳院(みょうごんいん)」を改修・整備し、宿坊施設「和空 三井寺」として宿泊予約受付を2018年8月1日より開始する予定だ。

敷地面積は約807㎡、3LDK+仏間(合計約176.16㎡)という広々とした間取りの空間には最大8名が宿泊可能。座禅や写経、写仏、朝のお勤めのほか、朱印帳づくりや精進料理も楽しめるなど、様々な文化体験も用意している。
なお宿坊経験者が少ないため、利用者は国内7割・海外3割とインバウンドだけでなく国内需要も想定しているという。

今後の和空の動き

和空で予約できる宿坊はまだ10件ほどだが、販路拡大を受け年内に100施設の掲載を目指すという。田代代表は「3年後には1,000件の掲載を実現する予定だ」と強調し、オーナーである寺社関係者の取り込みを図る姿勢を示した。

国宝、重要文化財が多い日本ならではの宿泊のカタチとして宿坊は、世界各国のメディアにてその魅力が紹介されている。今回の業務提携は、日々高まるインバウンド需要の後押しとなるだろう。

(HOTELIER 編集部)

 

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