「obi Hostel」を運営する谷口 涼氏 vol.2「施設・運営のおはなし」




「obi Hostel」を運営する谷口 涼氏 vol.2「施設・運営のおはなし」

馬喰横山にあるホステル「obi Hostel」。第1回では、ホステルの立ち上げ時のお話をしました。今回は、施設の紹介や運営にまつわるお話を紹介。現在、ホステルを運営している人や、これからホステル開業を考えている事業者さんは、ぜひ読んでみてください!

半個室や女性専用完備のドミトリー

ドミトリータイプの寝床

- 宿泊施設について教えてください。

谷口さん:女性専用と男女共用のドミトリー、そして2名様用半個室ドミトリーと4名様用半個室ドミトリーがあります。どちらも2段ベッドになっていて、それぞれカーテンで仕切りができるタイプです。半個室タイプは、通常のドミトリーとカーテンで区切られており、より広く空間が確保されているので、さらにゆったりとご利用いただけます。

女性専用は14名様まで、男女共用は56名様まで。半個室は2名様用が3部屋、4名様用が1部屋となっています。

ベッドはシングルサイズ(W100×D210cm)。寝床には、読書灯やコンセント、USB電源、ハンガー・タオル掛け、セキュリティロッカーを設けており、最低限でありますが、ゆったり心地よく安心できる環境を備え付けています。

- 延べ床面、床数、システム関連について教えてください。

谷口さん:延べ床面積は500平米で、床数はドミトリーと半個室を合わせて70ベッド数ですね。予約システムは、おもてなしと手間いらずを使っています。特に違和感なく利用させていただいています。

なんせホステル運営をしたことがない人たちでの立ち上げだったので、はじめは慣れるまで苦戦しましたが、今は問題なく使用しています。

OTA予約サイトは、海外だとBooking.com、Hostelworldが主で、国内だと楽天、じゃらんを使用しています。Hostelworldの予約が結構多いですね。評価を高くいただいているので。

平日は2,000円程度〜宿泊可能!バーでは交流を楽しんで


– 価格について教えてください。

谷口さん:ドミトリータイプは、平日2,000円程度〜、金土3,000円程度〜となっています。繁忙期はお盆や年末年始、お花見の時期で、4,000円台になることも。

1F入り口のラウンジ

半個室タイプは、2名様用が1部屋8,000円程度〜、4名様用が1部屋16,000円程度〜となっています。

ラウンジには日本の伝統遊具や本などが置いてある

– その他施設は何がありますか?

谷口さん:1Fの入り口にカフェ&バースペースを設けています。地域の方も利用できる施設です。1話でもお話しましたが、こちらのスペースでマリカー対決を行ったり、ミニ卓球台で遊んだり、スタッフとゲストの交流もあります。

ラウンジにあるギターやカホンなどの楽器

外国人のお客様が多いので、折り紙やけん玉など日本の伝統にまつわる遊具を置いています。あと、ギターやカホンも。ゲストの方は夜お好きに弾いていただけます。

– バーではどんなものを提供されているんですか?

谷口さん:コーヒーやお酒類、ランチなどを提供しています。コーヒーは3種類ほど用意しており、こだわりのロースターから仕入れたコーヒーを豆から挽いてお出ししてるので、とても美味しいです。宿泊以外の方も利用できるので、コーヒーだけ飲んで帰られる方も、仕事の打ち合わせで利用される方もいます。値段も350円とお手頃です!

ランチは、ルーローハン、ガパオライスなどを850円〜提供しています。ワンドリンクも付いているのでこちらもとてもお手頃です。

夜のバータイムでは、三重県の伊勢角屋のクラフトビールやこだわりの日本酒、梅酒などがあります。ちょっと珍しいものもあったりしますね。スタッフは英語が話せるので、バーカウンターではゲストと会話を楽しんでいます。

バーで提供されるお酒たち

稼働率平均80%!欧米のお客様に人気のホステル


– 外国人の方が多いとのことですがが、お客様の層を教えてください。

谷口さん:海外のお客様と日本のお客様の割合は、6:4で外国人の方が多いです。その中でも欧米系の方が7割、3割がアジアの方ですね。年齢は20代から30代の方が多いです。国籍問わず、旅行先の現地の人と話すことに慣れているオープンな方が多いです。

また、40代、50代の方も利用されます。「ホステルってこんなに面白いんだ〜」との声をいただきました。

- 稼働率、時期によってのお客の入りについて教えてください。

谷口さん:大体1ヶ月前から当日にかけての予約が多いです。ビジネスユースで利用される方もいて、都内各地に通うのが便利なので長期宿泊される方もいますね。稼働率は、約8割です。

- 最後に運営について。ホテル内のスタッフはどのように配置されていますか?

谷口さん:スタッフは4人体制で運営しています。フロントを前半と後半に分けて2体制をとっており、清掃時間は2、3名で対応できるようにしております。フロントと清掃スタッフはアルバイトの方で、全員英語が堪能です。

フロントは朝の8時から深夜1時まで空いています。なので飛び入り客は、1時まで受付OKです。地域の方も大歓迎なので、ぜひobi Hostelへ遊びに来てください!

第1話「立ち上げ時のおはなし」
第3話「今後の展望のおはなし」(2/27公開予定)

(HOTELIER編集部)

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