「ねっぱん!++」と「Cansell」が連携、宿泊施設が直前キャンセル等を出品可能に

「ねっぱん!++」と「Cansell」が連携、宿泊施設が直前キャンセル等を出品可能に

株式会社クリップスが提供するクラウド型サイトコントローラー『ねっぱん!++』と、Cansell株式会社が提供するキャンセルしたい宿泊予約の売買サービス『Cansell』が、2019年9月9日にシステム連携を開始した。

『ねっぱん!++』は、複数の宿泊予約サイトの在庫・料金・予約情報を一括管理できる業界トップシェアのクラウド型サイトコントローラーだ。2019年7月にリニューアルし、主要機能として在庫管理機能・予約管理機能・料金管理機能・分析レポート機能・ノーショー対策機能などを備えている。

2016年9月にスタートした『Cansell(キャンセル)』は、⾏けなくなったホテルや旅館などの宿泊予約を簡単に売買できるサービスだ。急に予定が⼊ったり事情により宿泊予約をキャンセルする場合、キャンセル料が発⽣することがある。同サービスでは本来キャンセル料を⽀払うはずだった宿泊予約を、そのホテルに泊まりたい⼈に販売・譲渡できるような仕組みを提供することで、キャンセル料⽀払いの悩みを解決する。現在、日本をはじめ世界20ヵ国・150万軒以上のホテル比較検索への出品が可能だ。

2019年3月にグローバル展開を開始することを発表し、第一弾としてアメリカ・オーストラリア・シンガポール・カナダへと対応エリアを拡大した。5月には第2弾として韓国・台湾・香港・フィリピン・ニュージーランド、6月には第3弾としてインドネシア・カンボジア・タイ・ベトナム・マレーシア、7月には第4弾としてフランス・スペイン・イギリス・イタリア・ドイツへと拡大した。現時点では出品者は日本人が対象だが、今後は海外からもホテルの出品を可能にすることを目指している。また、多言語化も積極的に進めていき、年内には英語サイトのリリースも予定しているという。

この度の『ねっぱん!++』と『Cansell』のシステム連携により、今までユーザーのみ出品可能だった『Cansell』に宿泊施設からも出品可能になり、直前キャンセルで困っている場合などさまざまなシーンで利用できるようになった。今日、住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行、旅館業法の規制緩和、インバウンド需要の高まりによる宿泊施設の増加などを背景に、宿泊業界の競争激化が見込まれている。クリップスは、今回のシステム連携が宿泊施設の販売機会拡大と業務効率向上にますます貢献できるものと考えていると述べている。

『Cansell』の宿泊施設向けのサービスには、2018年10月に開始した『Cansell パートナープログラム』がある。これは『Cansell』の取り組みに賛同する日本全国のホテル・旅館を対象に、様々な特典やサービスを提供し、宿泊施設の経営を支援する独自のプログラムだ。日本全国の多くの宿泊施設が入会し、日本旅館協会から“宿泊施設向けの推薦プログラム”として認定されている。

同プログラムは初期費用・月額費用無料・出品手数料4.98%で利用できる。2019年3月には業界初(独自調査)の「キャンセル料保証」サービスを開始した。自社サイトもしくはOTA経由のネット予約で、キャンセル料規定にかかる通常キャンセルおよびノーショーが対象だ。このほか、直前キャンセルなどで空室が出た場合に宿泊予約を出品できる「宿泊予約出品」、『Cansell』から公式サイトへ送客する「公式サイト集客」、様々な宿泊施設向けソリューションを『Cansell』限定でお得に利用できる「提携サービス優待」も提供している。

宿泊予約のキャンセルやノーショーについては、次のような調査結果がある。観光庁は2017年、全国の温泉街宿泊施設や観光協会・温泉組合を対象に「宿泊施設の地域連携に関する調査」を行った。調査の結果、外国人旅行者の集客について不安な点(抜粋)として、観光協会・温泉組合等の団体は「予約キャンセルが多い。世界情勢(主にアジア)に左右される」、宿泊施設は「予約時、チェックイン・アウト、ノーショーなどのトラブル」を挙げている。キャンセルやノーショーは外国人旅行者に限った話ではないが、近年の外国人旅行者の増加に伴い不安を感じていると考えられる。

『ねっぱん!++』が2019年7月にリニューアルした際に追加した「ノーショー対策機能」は、ノーショーや直前キャンセルによる販売ロスの深刻化が背景にある。同機能により事前決済が可能になり、販売ロスの縮減を図れるようになった。また『Cansell』はキャンセル料に困っているユーザーや直前キャンセルに困っている宿泊施設を助け、『Cansell パートナープログラム』はノーショーや直前キャンセルに困っている宿泊施設を助けるサービスだ。両社のサービスは親和性の高いものと言え、この度の連携が宿泊業界に良い影響をもたらすことを期待したい。

■『ねっぱん!++』公式サイトはこちら
■『Cansell』公式サイトはこちら
■『Cansell パートナープログラム』公式サイトはこちら

【参照記事】
・業界トップシェアのクラウド型サイトコントローラー「ねっぱん!++」が「Cansell」との連携を開始!
・キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」、タイやベトナムなどの東南アジアエリアを新たに出品対応
・日本初のビジネスモデル!キャンセルしたい宿泊予約の売買サービス「Cansell」、海外ホテルの出品エリアを拡大 〜ヨーロッパエリア5ヶ国に対応〜
・ホテル予約の売買サービス「Cansell」、ホテル・旅館の経営を支援するパートナープログラムを提供開始
・【業界初】宿泊施設向けのキャンセル料保証サービスがスタート
【参照サイト】
観光庁|宿泊施設を核とした地域の活性化促進 【平成29年度】宿泊施設の地域連携に関する調査事業

(HOTELIER 編集部)

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