ブロックチェーン技術を利用したスマートロック「KEYVOX」が「AirHost PMS」「エアサポタッチ」とAPI連携

ブロックチェーン技術を利用したスマートロック「KEYVOX」が「AirHost PMS」「エアサポタッチ」とAPI連携

ブロックチェーンロック株式会社が提供するスマートロックの統合アクセス権管理プラットフォーム『KEYVOX』が、株式会社エアホストが提供するクラウドサービス『AirHost PMS』と、株式会社デバイスエージェンシーが提供する民泊セルフチェックインタブレット『エアサポタッチ』とAPI連携を開始することが分かった。

『AirHost PMS』とは2019年7月19日よりAPI連携を開始し、『エアサポタッチ』とは2019年8月末までにAPI連携を開始する予定だ。

ブロックチェーンロックは、インターネット、ブロックチェーンおよびIoT業界での多くの経験を積んだ経営陣から構成される、ブロックチェーンとIoT専門の技術集団だ。“世界中の資産に安全なアクセスを提供する”という意味の「Unlock the World」をミッションに、東京を拠点に活動している。世界中の遊休資産をブロックチェーンとIoTの力で、より安全にシェアリングできる世界を目指し、『KEYVOX』サービス(アクセス権管理プラットフォームおよびIoTデバイス)の開発・展開を行っている。

同社が2019年4月に立ち上げた『KEYVOX』ブランドは、「サービス+デバイス」を統合したアクセス権管理プラットフォームで、ありとあらゆるカギをひとつのプラットフォームで管理することが可能だ。『KEYVOX』には3つのプランがある。「KEYVOX Lite」は基本的な予約・支払い機能に絞ったプランで、例えば会議室レンタルなどのビジネスなどを同サービスだけで始めることができる。また「KEYVOX Pro」は予約管理や支払い機能、物件在庫管理、OTA連携などの機能がある。これにより、ホテルの省人化や無人化による運営などを同サービスひとつで始めることができる。このほか、自社ブランディング向けの「KEYVOX enterprise」がある。

はじめに『AirHost PMS』との詳細について見ていく。今回のAPI連携により、キーデバイスの情報を『AirHost PMS』上で一括管理できるようになった。PINコードの自動発行、自動メッセージ、自動部屋割り機能、自動決済機能などすべての機能に連動しており、施設の運営方法やゲストに合わせた鍵の管理と受け渡しを自動化することができる。加えて、新たなキーデバイスが追加されたことで設置可能なドアタイプが増え、鍵のスマート化の選択肢が広がった。

『AirHost』内に『KEYVOX』のアカウントを追加し、キーデバイスごとにリスティングに紐づけることで、ゲスト名・PINコード・有効期間の管理が可能となる。これにより、これまでゲストからの予約確定後に手動で設定していたPINコード(暗証番号)発行を、ゲストの滞在期間に合わせてPINコードを自動発行する。予約の延長やキャンセルが生じた場合も、自動でPINコードの更新・キャンセルを実行するという。

ホテル系の施設では、部屋割りに合わせたPINコード発行も可能だ。『AirHost PMS』内で各部屋とキーデバイスが紐づいており、部屋割りに合わせてPINコードが発行され、部屋割り変更時にも自動で更新される。また「自動部屋割り最適化」機能を利用することで、部屋割りも含めて自動化できる。

さらに『AirHost PMS』の「自動メッセージ」機能(予約確定時、チェックイン×日前メッセージなど)内にある“PINコード”タグを利用して、チェックイン3日前など固定の日時でゲストへの自動通知することができる。または、『AirHost チェックイン』の提供するタブレット内でチェックイン完了後にPINコード通知が可能だ。

導入事例として、株式会社フレイムワークスが運営し2019年7月1日に開業した「REYADO HOTEL KUDAN」がある。同ホテルでは、『AirHost PMS 』『AirHost Check-in Solution』『KEYVOX』を導入している。省力化運営のため夜間のレセプション業務を無人運営しているといい、今回のシステム導入により無人での鍵の受け渡し・チェックインのオペレーションが可能になったという。

エアホストは「今後も宿泊施設向けに日々の作業自動化・効率的な運営を支援するシステムを提供することで、ホテル・民泊運営のコストカット及びゲスト様の満足度の向上に貢献してまいります」と述べた。また、ブロックチェーンロックは「宿泊施設をはじめとする空間管理業務の省力化、自動化を推進すべく、関連サービスとの連携の強化を進める予定です」と述べた。

続いて、『エアサポタッチ』との詳細について見ていく。デバイスエージェンシーはこのたびのAPI連携の背景について、民泊運営における“無人化”の重要性を述べている。民泊業界では競争の激化に伴い、宿泊管理業務の省力化とコスト削減を実現することが急務となっている。中でも法令を遵守したセルフチェックインを導入し、いかにフロントの無人化を図るかが民泊施設運営者にとっての大きな課題だ。

今回の『エアサポタッチ』と『KEYVOX』のAPI連携により、民泊施設などのチェックイン無人化などを手軽に始めることが可能となった。優れたユーザーインターフェイス機能を持つ『エアサポタッチ』を中核に、無人チェックインソリューションである『KEYVOX』を活用することでチェックインの自動化が可能となり、ミスなく効率のよい民泊施設運営を行えると同時に、宿泊者の高い満足度を得られる。また、スマートロックの時限パスワードをチェックイン後に『エアサポタッチ』画面で確認でき、セキュリティ面においても安心して利用できるとしている。同社は今後について「安心安全で法律に準拠したソリューションを提供していきます」と述べた。

近年、宿泊業界では人手不足が深刻化し人材確保も苦労している。多くの宿泊施設に導入されている『AirHost PMS』『エアサポタッチ』それぞれに『KEYVOX』がAPI連携したことで、宿泊施設業務のさらなる省力化や無人化が可能となり、スタッフの負担を減らすことができるだろう。

ブロックチェーンロックは『KEYVOX』ブランドの記者発表会をした際、「『KEYVOX』ブランドとして、ビジネス向けロック関連サービスに加え、スマートロックやスマートロッカーなどのスマートデバイス、公共ロッカーやQRペイメントなどのB2B共同事業の提供・展開も予定しています」と述べていた。今後も同社の動きに注目していきたい。

■「KEYVOX」公式サイトはこちら
■「AirHost PMS」公式サイトはこちら
■「エアサポタッチ」公式サイトはこちら

【参照記事】
・AirHost PMS、ブロックチェーンロック社が提供するスマートロック「KEYVOX」とのAPI連携開始
・デバイスエージェンシー「エアサポタッチ」とブロックチェーンロック「KEYVOX」のAPI連携が決定。8月末までに連携開始を予定
・ブロックチェーンロック社、「KEYVOX」サービスとエアホスト社が提供するAirHost PMSとのAPI連携を開始
【参照サイト】
ブロックチェーンロック|新ブランド「KEYVOX」の記者発表会を実施

(HOTELIER 編集部)

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