『minpakuIN』と『TEMAIRAZU』が連携、チェックイン・アウトを完全自動化し業務コストの大幅削減を実現

『minpakuIN』と『TEMAIRAZU』が連携、チェックイン・アウトを完全自動化し業務コストの大幅削減を実現

xxx(エイジィ)株式会社が手掛ける民泊事業運営システム『minpakuIN(民泊イン)』が、手間いらず株式会社が手掛ける日本最大級の宿泊予約サイト一元管理システム『TEMAIRAZU』と、2019年2月4日よりシステム連携を開始することが分かった。複数事業者の民泊施設約300室に一斉導入予定だ。

『minpakuIN』は、民泊施設向け事業管理や無人チェックインシステムを行うサービスだ。売上・清掃・宿泊者情報などの管理機能に加え、宿泊施設の受付に設置したタブレット端末により受付無人化などができる。日本語・英語・中国語に対応し、提携スマートロックとの連携でドアの施錠・解錠の履歴管理が可能だ。オプション機能に、コールセンターでの24時間対応がある。

『TEMAIRAZU』シリーズは、複数の宿泊予約サイトおよび自社宿泊予約エンジンの在庫・料金などを一元管理できるサービスだ。提携サイトは国内外をあわせ200以上あり、国内最大数である。ホテルの予約管理業務に必要な在庫・料金・予約の3つの要素を1つの画面に集約することに加え、売上・稼働率・リードタイムなどのテータも集計する。

このたびのシステム連携の背景には、宿泊事業の人件費高騰や人員不足などによる業務効率化ニーズの高まりがある。両システムの連携により、宿泊者のチェックイン・アウトまでの対応業務を完全自動化し、民泊事業者の業務コストの大幅削減を実現する。宿泊予約サイトなどの販売チャネルから入ってきた予約情報は、『TEMAIRAZU』シリーズから自動で『minpakuIN』へ送られるため、予約情報などをチェックインシステムへ入力する手間が省けるという。

業務自動化は、以下の流れで行われる。
チェックイン前:宿泊予約受付から宿泊施設までの道順、チェックイン方法の伝達
チェックイン時:受付業務の自動化、タブレット端末で部屋・鍵番号の提示
チェックアウト時:タブレット端末利用でチェックアウト完了

チェックイン前の仕組みは、宿泊予約サイトで宿泊受付後に『TEMAIRAZU』シリーズ経由で宿泊者の予約情報やメールアドレスを自動取得し、そのメールアドレス宛に、宿泊施設までの道順やチェックインコードなどのチェックイン情報を自動送付することで可能となる。チェックイン時は、事前送付したチェックインコードを宿泊施設に据え付けたタブレット端末に、宿泊者自身が打ち込むことで宿泊情報が表示される。

また『minpakuIN』の機能としては、上記の仕組みで物件・部屋ごとの売り上げ情報が取得できる。加えて、日ごとのチェックイン・アウト有無の状況確認や、清掃業者への自動清掃手配などの機能も持つ。

2018年8月29日に公開された『みずほリポート』では、人件費の高騰や就業者の減少・高齢化が進む宿泊業について「宿泊客の情報共有やシフト管理などをシステム化するなど、バックオフィス作業の効率化を進めて、接客などの対人サービスに従業員の意識を集中させるような仕組み作りを整える必要があろう」と、業務効率化の必要性について述べている。

従業員一人あたりの給与は上昇基調にあり、2012年の19万円から2015年には21万円へと上昇している。また、他産業に比べて人手不足が深刻な宿泊業は、就業者数が2030年にかけて減少し50万人を割ると予想される。さらに55歳以上の割合が40%を超え、従業員の高齢化も進む見通しだ。試算では、2030年の予想宿泊数に対し13万人程度の従業員が不足する結果となった。

こういった調査からも、宿泊業における業務効率化は不可欠だ。チェックイン・アウトを完全自動化する両システムの連携は、多くの悩みを抱える宿泊業の問題解決に寄与するだろう。

HOTELIERが2018年11月にxxxにインタビューした際、「現在『minpakuIN』は民泊向けとして謳っているのですが、それとは別にサービス名を変更し、ホテルなど宿泊特化型の施設向けの商品としてリリースする予定です」と述べている。PMSは多機能だが、宿泊特化型施設の多くは限定的な機能しか使っていないという。民泊向けのサービスの方が優れていることもあるといい、より宿泊特化型施設に特化した機能を作り、リーズナブルに提供していく考えだ。

加えて『minpakuIN』は今後、「AI自動本人確認機能」や「レベニューマネジメント(宿泊料金自動設定)機能」などを搭載予定だ。AIによる顔認証では、外国籍のゲストの場合、パスポート写真と映像を照らし合わせることで判定が可能である。日本人ゲストも同様に、現地で映像を撮り判定すれば“完全無人”で本人確認ができ、格段に業務効率が上がると考えている。機能を充実させパワーアップしていく同サービスは、今後さらに宿泊施設にとって利便性の高いものになっていくに違いない。

■『minpakuIN』公式サイトはこちら
■『TEMAIRAZU』公式サイトはこちら

【参照記事】
民泊イン、「TEMAIRAZU」(日本最大級の宿泊予約サイト管理システム)と連携開始
【参照サイト】
・手間いらず、xxx 株式会社のセルフチェックインシステムと連携を開始
・みずほリポート|ホテル市場の変調の兆しをどうみるか

(HOTELIER 編集部)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

太陽光の「TRENDE」

太陽光発電を無料で設置して、電 気代を10%カット。「ほっとでんき」

詳細を見る

初めての不動産投資なら...

1万円から始める、クラウドファンディング型の不動産投資「SAMURAI」

詳細を見る

ホテル運用代行をお探しの方

一室から、建物一棟まで様々な宿泊施設の運営代行を行う「オックスコンサルティング」

詳細を見る