浅草エリア、中小規模ホテルの開発堅調。増加が続く国内外観光客の宿泊需要に対応




浅草エリア、中小規模ホテルの開発堅調。増加が続く国内外観光客の宿泊需要に対応

浅草寺などの伝統建築物を中心とした街並みを目当てに訪れる国内外の観光客で賑わう、東京都台東区の浅草エリアとその周辺で中小規模ホテルの開発が堅調だ。

<三菱地所>
つくばエクスプレス(TX)浅草駅に近い台東区西浅草3の土地(敷地面積726平方メートル)で「西浅草三丁目ホテル計画」に新たに着手。RC造地下1階地上12階建て延べ5630平方メートルのホテルを新築する。建設予定地は都道462号沿いで浅草寺までは歩いて数分、年間を通して一定の集客が見込まれる立地条件。既存施設を解体した後、新築工事を17年3月に開始、18年10月末までの完成を目指す。設計・施工はイチケン。

<共立メンテナンス>
遊園地の「浅草花やしき」に近い浅草2の駐車場など(敷地面積704平方メートル)をホテル用地に転用する「御宿野乃浅草」計画に着手。RC造地下1階地上11階建て延べ4621平方メートル規模。計画地周辺は土産物店や飲食店などが軒を連ね、下町の情緒も楽しめる。予定工期は17年3月1日から19年2月28日まで。設計はカミムラ建築研究室、施工者は検討中。

<アパマンション>
浅草寺雷門に近い雷門2にS造14階建て延べ1986平方メートルの「アパホテル浅草雷門」を17年11月30日までに建てる計画。設計は四季建築設計事務所、施工は京成建設。アパホームも、国道6号沿いの駒形1にS造15階建て延べ4509平方メートルの「アパホテル浅草駅前」を建設する予定。工期は17年2月中旬から18年9月下旬まで。設計は日企設計、施工者は未定。

浅草寺からは少し離れた土地でも、地下鉄など公共交通機関の利用が便利な立地でのホテル建設も目立つ。

<パンテオン地所>
駒形1より南側の蔵前3で「ホテルミッドイン蔵前ステーションフロント」の新築工事に乗りだす。建物規模はS一部RC造地下1階地上12階建て延べ1343平方メートル。設計はスタイレックス、施工者は未定。工期は17年5月1日から18年6月30日までを想定。

<第一リアルター>
浅草橋1の一角で、RC造12階建て延べ3364平方メートル規模の「浅草橋ホテル計画新築工事」が進行中。

増加する宿泊需要に対応するため、不動産開発事業者らが競い合っている状態だ。
都内を訪れる観光客の拡大は都の主要施策の一つ。都も、観光案内の拠点や関連施設の充実に力を入れている。12月1日には路上の混雑緩和を図るため、浅草の観光バスの乗降場を分離する実証実験も開始した。18年春には都営地下鉄浅草線で、座席幅を広くするとともに「和」の内装をモチーフにした新型車両を導入予定。交通手段の面からも浅草の魅力を高める狙いがある。

【参照】
東京・浅草で中小規模ホテル開発堅調/不動産事業者ら、観光客の宿泊需要増に対応

(HOTELS.Biz 編集部)

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