下半期、回復の勢い増す中国の宿泊業界 「差別化と技術で未来を勝ち取る」

下半期、回復の勢い増す中国の宿泊業界 「差別化と技術で未来を勝ち取る」

2020年の下半期に入り、中国の宿泊業全体が好調な回復基調を見せている。
端午節の休暇に始まった回復劇は、業界全体に自信を呼び戻すと同時に、数々の未来志向的戦略へと業界の目を向かわせた。

いま、宿泊業界は変化の節目に立たされている。
ウィズコロナ時代の到来に伴い、消費者は一様に、衛生状態と品質の比較的高いチェーンのホテルを好むようになった。
その例の一つが、上半期のコロナ禍の渦中で堅調な経営を維持し、2,800店舗を超える規模を以て地方ホテルチェーンの中心的地位を守り続けた大手ホテルブランド「尚客優酒店(Thank You Hotel)」だ。

下半期自信を取り戻した宿泊業界 回復劇を勢い付けたのは尚客優

6月以降、中国国内の宿泊業界は順調に活気を取り戻しつつある。
PMS(ホテル管理システム)を手掛ける「住哲」のデータによると、全国の5月度及び6月度(6月26日まで)のホテルの稼働率はそれぞれ50.31%と53.56%、6月度の日別の稼働率は最高60.8%を記録した。地域別に見ると、一線都市(※1)に比べ、それ以外の都市での回復状況がより顕著であった。

夏季の繁忙期の到来に伴い、業界の復活は更に勢いを増すものと見られる。

ホテルチェーンの覇者として君臨する尚客優酒店は、コロナ禍の下においても発展を続け、6月以降、支店数は2,800を突破。稼働率は前年同月比95%以上を叩き出し、地方宿泊業界の回復を推し進める上で必要不可欠な役割を演じた。

10年間で6度の昇給 品質改革で宿泊体験をランクアップ

地方市場に参入した尚客優酒店は、「地方の宿泊体験のランクアップ」を使命に掲げ、10年に6度もの昇級を経ながら、エコノミーホテルの三大消費トレンド(1,全身で感じる美的体験2,高品質の睡眠体験3,ゲスト目線のハイテク化)において絶えず自己変革に邁進してきた。

デザイン面でエコノミーホテルの限界を打ち破った尚客優。グローバル視点でのトレンドの追求と設計理念によって、モダンながらも温もりの残る雰囲気を創り出しており、そこに溶け込む素朴な抽象画も客室空間のデザイン性に一役買っている。

宿泊品質の面では、数多くのディテールから「身も心もぐっすり」な睡眠体験の向上に努めてきた。例として、防音問題解決のため、50mmの厚型二重扉式のT型ド(※2)、18cmの防音壁などの特別設計を採用し、自宅にいるような静かなプライベート空間を創り出している。

臭い防止の面では、通気と排水を細部に渡って合理化し、隅々まで空気の行き渡る部屋を実現した。

更にアメニティ面でも、有名ブランドから買い付けた名品で「身も心もぐっすり」な宿泊体験を下支え。一流ブランド「喜臨門」のマットレス、「夢百合」の低反発ベッド/枕などにより、同価格帯のホテルの追随を許さない宿泊品質を産み出している。

また、サービス業のスマート化における度重なる進歩の流れに伴い、尚客優も積極的にスマート化を推し進めている。30秒のセルフチェックイン、ワンクリック式の空調システム、カーテンや照明の操作システムなどはその一例だ。こうした設備により、気軽にスマート化の快適さを体験できる機会をゲストに提供しているのである。

ポストコロナ時代、技術を制する者が未来を制す

親企業の尚美生活集団(Sunmei Group)の技術的優位を背景に、尚客優はスマートサービスの実現と同時に、インターネットによってホテルチェーンの経営方式を再定義し、ゲストとホテルの多次元的な繋がりをも実現している。

例として、社員用販売ツール「口袋宝」、モバイルPMSツール「門店宝」、収益管理ツール「営収宝」、客室管理ツール「客房宝」の四大ホテル運営ツールを具えた、独自のホテル運営プラットフォーム「口袋酒店」が挙げられる。これによりホテル運営者は、自施設の経営状況や収益状況をより明瞭かつリアルタイムで把握し、適切な計画や策略を立てることができるようになる。

そのほか、ホテルチェーンの切り札的強みの一つとして、巨大な会員体系を有することにより、消費者により多様なサービス体験を提供できるという点もある。

技術力が後ろ盾となり、尚美生活集団の総会員数は1億人を突破。多種多様なメンバーシップ制度を通じ、尚客優は個々人に合わせてカスタマイズされたサービスや優待を提供することができ、それによってゲストはより親しみ深いサービス体験を得ることができるのである。

地方市場の「新たなる陰の王者」と称される尚客優酒店。
長きに渡る地方市場開拓の経験、宿泊品質に対するこだわりの堅持、そしてコロナ禍の逆境下における技術力の飛躍的発展によって、尚客優ブランドは2020年上半期もその発展が揺らぐことはなかった。そしてこの夏、長期休暇・旅行シーズンの到来と下半期の中国経済の堅調再興によって、宿泊業界の回復劇は更に勢いを増し続け、尚客優を中心としたホテルチェーンは地方市場に更なる活力を注いでくれることだろう。

※1…中国を代表する超大都市の総称。一般的に、北京、上海、広州、深センの4都市を指す。

※2…欧州式の扉の形状の一つで、遮音性に優れる。上から見たドア板の形状がT字に見えることから、中国では「T型門」と呼ばれる。

 

【参照記事】下半年酒店业恢复加速,尚客优以差异化优势制胜未来

「ホテリエ編集部」

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