楽天LIFULL STAYと和空が業務提携、宿坊施設の販売を促進し寺社振興や地方創生につなげる狙い




楽天LIFULL STAYと和空が業務提携、宿坊施設の販売を促進し寺社振興や地方創生につなげる狙い

楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田宗克)は18日、株式会社和空(本社:大阪府大阪市、代表取締役:田代忍)と、宿坊施設の宿泊販売および運用代行に関する業務提携に合意したことを発表した。

和空は、宿坊ポータルサイトおよび宿坊予約サイト『テラハク』を運営している。このたびの提携により、寺社振興や地方創生を目的に、共同で日本全国の宿坊施設の宿泊販売促進に取り組む。両社は、「“お寺に泊まる”という宿坊のユニークで新しい宿泊スタイルの魅力を国内外に積極的に提案していくとともに、これまで以上に付加価値のある宿泊体験ができる宿坊を創造していきます」としている。

従来の「宿坊」は、主に僧侶や神職、参拝者のための宿泊施設だった。現在は訪日旅行者などの一般ゲストも受け入れるようになり、宿泊に加え座禅や写経など、寺社文化ならではの体験ができるようになった。また、異文化体験の貴重な場として、海外からの宿泊者は年々増加しているという。6月に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)により宿泊可能な宿坊は増加すると見込まれ、「お寺に泊まる」という体験は国内外の旅行者からさらなる注目を集めている。

和空は、寺社の宿坊施設を一般ゲストにも利用しやすい宿泊先として改修・整備し、『テラハク』を通じて順次宿泊販売できるようにしていく。楽天LIFULL STAYは『Vacation STAY』および国内外の提携宿泊予約サイトを通じ、宿坊施設の宿泊販売強化と、和空のリクエストに応じたハウスマニュアルの作成・販売管理などの運用代行を行う。

両社は提携の一環として、滋賀県大津市にあり古くから“近江八景”のひとつとして知られる「三井寺(正式名称:園城寺)」の境内にある僧坊「妙厳院」を改修・整備した宿坊施設『和空 三井寺』の宿泊予約受付を、2018年8月1日より開始予定だ。

「三井寺」には、楽天グループの楽天コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:山田善久)が提供する民泊運営支援サービス『あんしんステイIoT』を導入する。これにより、タブレット端末でチェックイン時の本人確認や鍵の管理といった宿泊者のサポートを簡単にでき、寺社関係者と宿泊客双方の負担を軽減するという。

18日に行われた記者会見には、楽天LIFULL STAYの太田宗克代表と和空の田代忍代表、ブッキング・ドットコム・ジャパンの西日本地区統括部長・高木浩子氏が出席した。太田代表は、「テラハクの開発は和空にしかできないこと。販売や販路面は我々(楽天LIFULL STAYとBooking.com)に任せてもらい、和空には新しいユニークな物件開発に専念してほしい」と述べた。和空で予約できる宿坊はまだ10件ほどだが、販路拡大を受け年内に100件の掲載を目指すという。田代代表は「3年後には1,000件の掲載を実現する予定だ」と強調し、オーナーである寺社関係者の取り込みを図る姿勢を示した。

■「和空 三井寺」概要
所在地:滋賀県大津市園城寺町246
予約受付開始日:2018年8月1日※予定
宿泊開始日:2018年8月1日※予定
運営:株式会社和空
営業形態:民泊施設
予約方法:宿坊予約サイト「テラハク」、楽天LIFULL STAYの民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」、および国内外の提携済み宿泊予約サイト
定員:最大8名
敷地面積:約807平方メートル
間取り:3LDK+仏間(合計約176.16平方メートル)
施設・設備:<三井寺境内>写経所、坐禅道場、茶室、庭園、リビングエリア、和室、駐車場、レストラン、お茶屋、喫茶、土産物屋、軽食、売店、自動販売機
<和空 三井寺>仏間、寝室(畳+低層ベッド2台)2部屋、居間(畳)1部屋、居間(フローリング)1部屋、食堂、キッチン、檜風呂、トイレ、庭園、居間、キッチン、風呂場、駐車場、消火設備

【参照記事】
寺院での民泊「テラハク」物件開発に期待(楽天ライフルステイ×和空)
【参照サイト】
楽天LIFULL STAYと「テラハク」の和空、宿坊施設の宿泊販売と運用代行で業務提携- 寺社振興および地方創生を目的に、共同で宿坊の宿泊を促進 –
【コーポレートサイト】
・楽天LIFULL STAY株式会社
・株式会社和空
・楽天コミュニケーションズ株式会社
・楽天株式会社
・株式会社LIFULL
【サービスサイト】
・Vacation STAY
・宿坊ポータルサイト「和空」
・テラハク
・あんしんステイIoT
・Booking.com
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(HOTELIER 編集部)

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