フェリーチェ、宿泊者と地域を結ぶ「イチホテル赤坂」「イチホテル神田」の2棟が開業

沖縄に本社を構える株式会社フェリーチェは、同社のホテルブランド「ICI HOTEL(イチホテル)」の2・3号店として2018年11月30日に「ICI HOTEL Akasaka(イチホテル赤坂)」を、同年12月22日に「ICI HOTEL Kanda(イチホテル神田)」をオープンする。

「ICI HOTEL」のブランド名には、「位置(利便性が高く、魅力あふれる立地)」「1(オンリーワンのホテルサービス)」「EASY(リーズナブル・使いやすい)」の意味が込められている。地域の歴史や文化、人々の活気ある息吹を、泊まりながらに体感できる新スタイルのホテルだ。宿泊者と地域の方との良縁を結ぶ「旅と街をつなぐ懸け橋」となるよう、ホテルの新しいあり方を追求していく。

11月30日にオープンした全120室の2号店「イチホテル赤坂」は、赤坂駅徒歩3分の好立地に位置する。ビジネスやエンターテインメントでにぎわう赤坂は、大通りを一歩入ると、苔むす石畳や新緑などの心落ち着く風景がある一方で、多様な文化を受け入れ新たに情報発信していくバイタリティーが魅力であることから、『cobblestonet “石畳”』をモチーフにホテルデザインを構想。赤坂の移ろいをホテルで体感できる空間作りである。

12月22日に開業を迎える全131室の3号店「イチホテル神田」も、神田駅より徒歩約3分というアクセスの良さが魅力。神田はその昔、鍛冶打ちの街として栄えてきた街で、職人たちはまるでルーペをのぞくように片目をつぶって鉄の温度を正確に測っていたという。そういった背景から、『Another Journey “もうひとつの世界”』をテーマに、プロフェッショナルだけが見る本物の世界のように、これまでの旅にはなかった新鮮な感動を届けていく。

いずれもホテルの1階には、世界の食を気軽に味わえる24時間営業のオールデーダイニング「イージーポイント」を完備。早朝の出発や深夜の到着など便利に利用できる場を目指している。また、ウルトラファインバブルを発生させるクレンジングミストシャワー「ミラブル」を装備したバスルームや、日本語・英語・中国語・韓国語・タイ語・スペイン語の6カ国語対応のルームコントロールタブレットも全室に完備している。

同ブランドは9月にOPENした上野新御徒町店に続く2・3号店。今後も2019年春に浅草橋店の開業を控えるなど、続々と新規ホテルをオープンしていく。株式会社マーキュリーが発表した「2017年‐2018年東京23区ホテル供給比較」によると、23区の中で最もホテル供給数が多かったのは台東区であり、前年と比べ22物件も増加した。

1号店の上野新御徒町や、このたびの神田、そして来年は浅草橋は、正にホテル激戦区での開業となるが、それぞれの地域の魅力をホテルデザインに表現するなど、個性溢れる空間づくりは他社との大きな差別化となるだろう。今後同社がどのような戦略でサービス・集客を図っていくのか注目である。

■「イチホテル赤坂」公式サイトはこちら
■「イチホテル神田」公式サイトはこちら

【参照記事】
『イチホテル赤坂』『イチホテル神田』オープン!ICI HOTEL Akasaka ICI HOTEL Kanda

(HOTELIER編集部)


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