UDSが「温泉旅館 由縁別邸 代田」を2020年9月に開業、都心のリトリートとして心身を癒す時間を提供

UDSが「温泉旅館 由縁別邸 代田」を2020年9月に開業、都心のリトリートとして心身を癒す時間を提供

UDS株式会社は2020年2月28日、東京・世田谷代田駅前に、企画・設計・運営を手がける「温泉旅館 由縁別邸 代田」を2020年9月に開業予定であると発表した。

小田急グループのUDSは、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指し、国内外でまちづくりにつながる事業企画・設計・店舗運営を手がけている。企画から設計、運営までを一連で手がけるスタイルで、まちに必要な用途(住宅・ホテル・商業施設・オフィス・公共施設等)と機能 (企画・設計・家具・建材・運営)を複合化させ、運営まで担うことで新しい場をつくることを強みとしている。日本のデザインホテルの先駆けとなったリノベーションによるホテル「CLASKA」など建物の再生活用をはじめとした不動産リノベーション事業や、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」など、独自の仕組みをもつ施設の企画・設計・運営において数多くの実績を有している。

中国と韓国に現地法人を置き日本で培ったノウハウを生かし海外でも事業を展開しており、株式会社良品計画とのパートナーシップによる「MUJI HOTEL BEIJING」を2018年6月に中国・北京にて開業した。2019年4月には良品計画提供のコンセプトと内装デザイン監修の下、企画・内装設計・運営および経営を手がける日本初のMUJI HOTEL「MUJI HOTEL GINZA」を開業した。

『ONSEN RYOKAN 由縁』の“由縁”は「ことの起こり」や「由来」を意味する。日本特有の宿泊施設である「旅館」には、その発展の過程において日本のおもてなし文化が凝縮されていった。同ブランドは「旅館」の本質的な要素を見つめ直し、客室の間取りやデザインサービスなどを、年々増加するインバウンド旅行者を含めた現在の宿泊者ニーズや環境に合わせて編集した「旅館」として、現在の宿泊施設マーケットに新たな選択肢を提案している。

2019年4月に開業した「ONSEN RYOKAN 由縁 新宿」は、国内外、幅広い層のゲストから高い評価を得ているという。2020年7月に札幌でも開業を予定しており、いずれもターミナル駅に近いビルタイプとして展開している。この度発表した「温泉旅館 由縁別邸 代田」は、小田急線の線路地下化に伴い誕生した「下北線路街」開発のひとつとして、小田急線世田谷代田駅に隣接する敷地に開業する温泉旅館だ。

「下北線路街」は、小田急電鉄が進める「下北沢地区上部利用計画」で新たに創出される1.7キロメートルにわたる開発エリアの名称である。同計画は、小田急小田原線の代々木上原駅から梅ヶ丘駅間の鉄道地下形式での連続立体交差事業および複々線化事業による鉄道跡地にて、「BE YOU. シモキタらしく。ジブンらしく。」という開発コンセプトのもと、2020年度までに整備する(一部を除く)。

開発エリアの敷地面積は約27,500平方メートルで、賃貸住宅や商業施設など13の開発ブロックからなる。街に不足している緑を増やし、街とのつながりを意識し、回遊性を高める空間と賑わいづくりを世田谷区と連携して進める。配置する施設は「温泉旅館 由縁別邸 代田」をはじめ、保育園、学生寮、商業施設などさまざまな意義をもつ個性豊かな施設を誕生させていく。

「温泉旅館 由縁別邸 代田」は渋谷駅から3分、新宿駅から7分の、下北沢駅徒歩圏の歴史ある日本家屋や緑が残る住宅街エリアに佇む低層の施設である。日本ならではのリトリートといえる温泉旅館を都心に近い立地で展開することで、毎日を忙しく暮らす人たちに心身を癒す時間を提供する。

本格的な旅館ならではの上質な和の空間やお風呂、食事にこだわりながら、従来の旅館よりもコンパクトで機能的な客室やホテル型の接客スタイルを取り入れることで、東京での旅館滞在の新しい選択肢を提供する。近隣に古くからある神社や日本家屋が醸し出す落ち着いた雰囲気を、植栽や建築計画に反映させたゆったりとした雰囲気の中、宿泊・食事・入浴・ボディトリートメントといった旅館滞在の時間を楽しめる。

客室は約19平方メートルから32平方メートルまでの35室を用意する。インバウンド、国内の夫婦やカップル、ファミリー旅行客を中心顧客層として想定しており、3名での利用や子供の添い寝が可能な客室も設け、露天風呂付き客室も計画している。

同旅館は外来のゲストも大浴場・スパ・日本料理店・茶寮を利用できる。大浴場には箱根「小田急 山のホテル」の自家源泉「芦ノ湖温泉 つつじの湯」から運ぶ温泉露天風呂やサウナを設け、外来のゲスト向けの飲食付き入浴プランや、スパでのボディトリートメントプランを用意する計画だ。

緑が多く温泉も楽しむことができ、また都心という立地からアクセスしやすい同旅館は、非日常的な癒しの時間を過ごすことができるだろう。「下北線路街」には同旅館のほかにも、“さまざまな人が集まる都市型ホテル”を2020年12月に開業予定だ(2019年9月発表時点)。国内外のさまざまな旅行者のための宿泊施設で、個室仕様の客室のほか、ホテル内に併設するカフェバーは一般のゲストも利用できる。同施設では、シモキタのカルチャーに根付いた音楽やイベントの発信も行うという。

『ONSEN RYOKAN 由縁』は当初から、日本の各都市で宿泊の新しい選択肢を提供することを目指して企画している。2020年7月に開業予定の「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」は、各地への展開第一号案件となる。客室は182室用意し、インバウンドをはじめとしたファミリーでの宿泊にも利用しやすいよう、ツインルーム比率を高めに設けている。JR札幌駅とすすきのエリアの中間という利便性の良い場所でありながら、北海道の自然の豊かさも感じられる立地が特徴だ。その恵まれた環境を生かしながら、札幌の歴史や文化に由来するものを随所に取り入れ、滞在を通して札幌の魅力を体感できる現代の旅館を目指すという。UDSは今後も日本各地で『ONSEN RYOKAN 由縁』を積極的に展開していく計画だといい、同社の動向に注目したい。

【参照記事】
・都心でリトリート 2020年9月、世田谷代田に「温泉旅館 由縁別邸 代田」を開業
・日本初 無印良品の思想を体現するホテル「MUJI HOTEL GINZA」4月4日(木)開業
・下北沢エリアにおける線路跡地のまちづくり概要が決定!多様な個性があふれる街、シモキタを支援する「下北線路街」を創出
・2020年7月、北海道・札幌に「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」を開業

(HOTELIER 編集部)

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