ホテルを含むサイクリング総合施設「WAKKA」しまなみ海道・大三島に2020年3月グランドオープン

ホテルを含むサイクリング総合施設「WAKKA」しまなみ海道・大三島に2020年3月グランドオープン

株式会社わっかは2020年2月13日、しまなみ海道にホテルなどを含むサイクリング総合施設「WAKKA(ワッカ)」を2020年3月26日にグランドオープンすることを発表した。

「WAKKA」誕生の背景には、増加するしまなみ海道の観光客数に対して、総合的なサービスを提供する施設が少ないということがあった。加えて、全長70kmあるサイクリングロードにおいて適切な休憩地点やサポートサービス、インバウンドの受け入れ体制が足りていないなどの問題もある。これらを解決すべく、しまなみ海道のちょうど中間地点である大三島にて、旅行を総合的にサポートする同施設をオープンすることになった。

施設はオーシャンサイドに位置し、多島美と多々羅大橋、瀬戸内海を眼前にした立地とそれらをフル活用した建築設計となっている。オーナーから建築士までサイクリストの専門家が集まり、サイクリストフレンドリーかつ一般の観光客が存分に楽しめる施設だ。以下の総合的なワンストップサービスを提供し、全て英語対応可能である。

  1. ホテル(コテージ・テント・ドミトリー)定員34名、自転車持込可
  2. カフェ(60席 自席まで自転車持ち込み可)
  3. 旅行代理店(アクティビティ・パッケージツアーの販売・紹介)
  4. サイクリスト専用タクシー(最大7名+自転車7台、乗客のみ9名積載可能)
  5. サイクリスト専用ボート(最大5名+自転車5台、乗客のみ9名積載可能 施設内に乗船所あり)
  6. シャワー&ランドリー
  7. 無料パウダールーム(鏡、洗面等あり)
  8. 無料休憩スペース、トイレ
  9. 無料セルフ修理ピット(工具無料貸し出し)
  10. ブリーフィングルーム(会議室)(テント形式。周辺観光情報掲示)
  11. BBQ(宿泊者様用)
  12. サイクリストサポート(自転車/手荷物の当日配送、伴走サポートカー、出張修理、レンタサイクル返却代行等)
  13. ドローン撮影サービス
  14. 手荷物お預かり
  15. 各種イベントでの利用
  16. 駐車場24台(大型バスは付近の別駐車場を利用)

これらサービスの中でも特にアクティビティ・ツアー面に力を入れ、外国人にも日本人にも、同施設だけではないしまなみ海道の魅力的な体験や宿泊施設等をアピールし、しまなみ海道全体の魅力を日本そして世界中に届けるという。

施設の営業時間(予定)は9:30~18:00、カフェは10:00~17:00。3月13日~3月25日をプレオープンと内覧期間とし、メニューを限定してカフェの試験営業のみ行う。3月26日のグランドオープンからは宿泊を含めたカフェ以外のサービスを開始する。

愛媛県の2018年の観光客総数は2,539万2,000人で、前年に比べ160万7,000人減少した。この要因として、豪雨災害による直接被害やこれに伴うイベント等の中止が考えられるという。観光の目的は「買い物」(31.07%)、「文化・歴史」(18.33%)に次いで、「スポーツレクリエーション」(15.09%)となった。

国土交通省が2020年9月に創設した『ナショナルサイクルルート制度』に、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道サイクリングロード」が選ばれている。日本初の海峡を横断するサイクリングルートで、世界中のサイクリストから注目を集めており、瀬戸内海の島々とそれらを結ぶ橋の造形美が織りなす絶景を楽しめる。国土交通省は同制度において、「しまなみ海道サイクリングロード」の利用者数を2018年の約33.2万人から2020年に約35万人とする目標を掲げている。

また、しまなみ海道では2020年10月に、瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2020」が開催される予定だ。2018年の大会では47都道府県、26カ国・地域から約7,200名が参加したという。

「WAKKA」は自転車を持ち込めるホテルをはじめ、気軽に立ち寄れるカフェ、専用タクシーや修理ピットなどサービスも充実し、瀬戸内海の景色とサイクリングを存分に楽しめる設備が整っている。サイクリスト向けの宿泊やツアーなどの体験を提供することは、愛媛県への観光客誘致にも貢献するだろう。

近年、サイクリストをターゲットとした宿泊施設が増えつつある。2019年3月には静岡県にて「コナステイ伊豆長岡」が開業した。自転車を持ち込むことができるほか、レンタサイクルやメンテナンスサービスも提供している。2020年3月には茨城県にて「星野リゾート BEB5 土浦」が開業予定だ。同施設は「ハマる輪泊」を合言葉に、自転車と宿泊を掛け合わせた滞在を楽しむことができ、愛車を持ち込むことができる客室も設けている。静岡県は東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技開催地であり、茨城県は『ナショナルサイクルルート制度』において「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が選ばれている。国がサイクルツーリズムを推進しているという背景もあり、サイクリングに関連したエリアでの宿泊施設開業は今後も増えそうだ。

■「WAKKA」公式サイトはこちら

【参照記事】
しまなみ海道に宿泊・カフェ・ツアーデスク・サイクリングサポートサービスなどを含む総合施設の「WAKKA」が3月26日オープン
【参照サイト】
・愛媛県|平成30年 観光客数とその消費額
・国土交通省|ナショナルサイクルルート制度を創設~日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートを国内外へPRします~
・国土交通省|第1次ナショナルサイクルルートを指定しました!~日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートが本格始動~
・ナショナルサイクルルート
・サイクリングしまなみ2020
・サイクリングしまなみ2018

(HOTELIER 編集部)


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