分散型民泊「Kamon Inn」5棟目が京都・東寺エリアにオープン、エステで癒しを提供

株式会社いろはは2020年2月9日、同社が手掛ける分散型民泊『Kamon Inn』の新施設「Kamon Inn Karahashi」を京都市南区西九条唐橋町にて開業した。

2016年11月に設立した同社は「ひとの初歩を応援するプラットフォームになる。」をミッションに、あらゆるボーダーを越える会社だ。「不動に構え、動に寄り添う所在であれ。」というビジョンを掲げ、住居・宿泊施設など場の提供を通じて、国籍や性別、価値観を問わず、あらゆる人との共創による価値創造を目指している。分散型民泊経営のほか、カフェ経営、不動産投資コンサル、不動産管理、塗装、レンタルスペース事業を手掛けている。

『Kamon Inn』は、空き家活用としての民泊が抱える課題解決と地域貢献を目指している。少子高齢化や地方における人口減少などによる社会課題の一つに、空き家数の増加があげられる。総務省が実施した「平成30年住宅・土地統計調査」によると、空き家数は1958年〜2018年の60年間で約23倍となり、2018年の空き家率は過去最高の13.6%だ。

行政だけでなく、企業も一体となった空き家活用の推進が必要とされる中、同社は「国内外からの観光需要が高く、主要駅からのアクセスに優れた京都・東寺エリアにおいては、民泊としての活用が有効である」と考えている。しかし、従来型の民泊は「泊まる」ことに特化するあまり、町に対して還元できるメリットが少なく、空き家活用による地域貢献が必ずしも高いとは言えないという課題を抱えている。

『Kamon Inn』は特定のエリアで複数の宿泊施設を構え、地域回遊を促進する仕組みで運営する“分散型民泊”という考え方で民泊を運営し、町と一体になった宿泊体験の提供を推進している。食事や入浴、娯楽など、宿の中で完結していた宿泊関連サービスをエリア内に分散させることで、宿泊者が町を歩くきっかけを生み出す。同社は、民泊の役割を「泊まるところ」から「町のハブ」へと転換することで、新しい宿泊体験が提供できると考えている。これにより、宿泊者と町の接点最大化を実現し空き家活用による地域貢献を目指す。

『Kamon Inn』は分散型民泊の推進を加速させるため、「おもてなしの共創を、ここから。」というブランドメッセージを掲げている。地域を象徴する家紋を用いた一軒一軒表情が異なる宿泊施設を京都を中心に展開し、これまで東寺エリアにて4棟の宿泊施設を開業している。ベジタブル専門カフェ「べじかふぇ wo’s(ウーズ)」の運営・連携や、近隣銭湯との連携に取り組んできた。

同エリア5棟目となる「Kamon Inn Karahashi」は「自分に優しい時間を」というコンセプトを設け、従来の宿泊サービスに加えて、エステサービス「Sakura」を提供する。民泊というパーソナルな時間を過ごしやすい宿空間で、泊まるだけでなく、エステでの癒しを楽しんでもらい記憶に残る旅の演出を目指す。同社は、「今後も、自社サービスの拡張はもちろん、町のあらゆる施設との共創によって、京都・東寺エリアを“分散型民泊”のモデルエリアとして確立できるよう邁進いたします」と述べている。

株式会社リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」の調査によると、中国・香港・台湾・韓国から3年以内に訪日経験がある女性のうち、日本での美容関連サービス※利用率は22.6%であると分かった。(※美容関連サービス:美容室/ヘアサロン、ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーションやエステ、ネイルサロン、マッサージ・リラクゼーション施設(街中・空港などにあるお店)、エステティックサロン(街中・空港などにあるお店)、アイビューティーサロン)

直近の訪日旅行で美容関連サービスを経験した割合は21.2%で、直近利用者のほぼ全員がサービスに「満足した」と回答している。また、日本で美容関連のお店・サービスを「とても利用したい」「やや利用したい」と回答した人で、今後の利用意向が最も高いのは「ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーション・エステ」で71.3%となった。加えて、「利用経験あり」の回答者は全ジャンルで今後の利用意向が8割を超え、リピート意向が高いことが分かった。

エステは訪日客からのニーズが高く、「Kamon Inn Karahashi」では施設に併設しているため気軽に利用しやすいだろう。分散型民泊としてこれまでもカフェなどと連携し地域回遊を促進してきた『Kamon Inn』は、新サービス開始で新たな客層を得ることができそうだ。同施設が「町のハブ」として今後も地域に貢献していくことを期待したい。

■「Kamon Inn」公式サイトはこちら

【参照記事】
・京都・東寺を分散型民泊のモデルエリアへ。エリア内5棟目となるKamon Inn Karahashiが2月9日よりOPEN!新たにエステサービスを提供し、地域回遊をさらに促進
・京都・東寺に、働く女性のためのフォースプレイス「べじかふぇ wo’s(ウーズ)」が9月18日よりOPEN!民泊「Kamon Inn」との連携で、訪日ベジタリアンへの“おもてなし”向上へ
・訪日旅行者のこれまでの美容関連サービス 利用率が最も高いのはヘアサロン。今後の利用意向が最も高いのは「ホテルスパ・宿泊施設に併設のリラクゼーション・エステ」

(HOTELIER 編集部)


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