お茶・映画・旅が一つの空間に集約した泊まれるシアター「Theater Zzz(シアターズィー)」が2019年夏に開業

お茶・映画・旅が一つの空間に集約した泊まれるシアター「Theater Zzz(シアターズィー)」が2019年夏に開業

不動産企画開発などを手掛ける蒼樹(ソーウッド)株式会社は2019年6月6日、泊まれるシアター『Theater Zzz(シアターズィー)』を、2019年夏にイーストトーキョーエリアに開業すると発表した。

『Theater Zzz』は「数寄と出会い、風景が重なる舞台」をコンセプトに、お茶・映画・旅の3つの要素が一つの空間に集約し、風景が重なり合うことで新たな可能性を発見するホステルだ。それぞれの目的で訪れたゲストに新しい発見を与えるような、特別な体験を提供する。

施設は、都営地下鉄大江戸線「両国」駅より徒歩4分に位置する。イーストトーキョーエリア(台東区・墨田区・江東区)は、「江戸東京博物館」「北斎美術館」など江戸にまつわる美術館・博物館が点在している。また浅草・上野には、古くからある建築物や老舗のお店、下町情緒ある通りなど、江戸文化を象徴するスポットとして世界各国から観光客が集まるエリアである。

最近では、両国~蔵前~清澄白河エリアに海外の有名コーヒースタンドやチョコレートの専門店、新進のベンチャー企業が出店するなど、隅田川を中心に新しいカルチャーが点在している。同社は「ローカルとグローバルが融合するエリアに『Theater Zzz』の1号店をオープンすることで、海外からの観光客と地元の人々のハブとして日本文化を発信する拠点となることを願っています」と述べている。

施設の一番の特長は、劇場の起源である屋外劇場の形状を活かしたことだ。屋外劇場では、身分も人種も違う人々が集い交流を深めていた。そのイメージを活かし、足元には芝生、見上げると天井に麦畑が広がり、まるでピクニックに出かけたかのような開放感や楽しさを体験できる空間となっている。

昼はお茶、夜は宿泊、休日はシアターやレンタルスペースなど、ひとつの空間を様々な形態・表情に変化させ、それぞれが抱える遊休空間を別の形態が補い合うよう構築している。空間と時間の有効活用を、極力まで突き詰めた設計となっている。このほかコワーキング利用、2020年に向けた海外撮影クルーの拠点、女子会や講演会、学生団体や企業によるハッカソンなど、様々な形態での利用も想定しているという。

茶屋「CHASURU」は、お茶にお花やフルーツ、薬膳を自分の体調や気分に合わせてブレンドでき、味だけでなく香りや色の変化など、お茶を深く知ることで自由に楽しむことができる創造型茶屋だ。ティーエッセイスト・日本茶アーティストの茂木雅世氏が、お茶の選定およびオリジナルレシピ開発を監修する。夜はお茶カクテルなど健康に配慮した独自のお酒メニューを提供し、地元客と宿泊客が交流できる場となる。「CHASURU」は今後、独自ブランドとして単独での出店も検討しているという。

「CHASURU」では、自らブレンドするお茶を楽しみながら広々とした空間でくつろいだり、時には仕事もできるカフェスペースとして利用できるだけでなく、大型スクリーンを設置し厳選された映画をBGVとして投影する施設内シアタースペースを展開する。

シアタースペースでは、足を伸ばしてお茶と茶菓子でくつろぎながら映画を鑑賞できる。“あたらしいシーンは、Theaterからはじまる”をテーマに、数々のシアターイベントをプロデュースしているクリエイティブチーム「Do it Theater(ドゥイット・シアター)」が、企画協力として参加している。交流をテーマにした英語字幕での日本映画の上映や、ゲストを呼んでの上映会などの様々なイベントを定期的に実施予定だという。また、海外からのゲストと地元の人々が一体になって楽しめる、様々なイベントの開催を予定している。夜はシアタースペースにテントを張り宿泊できるホステルとなり、通常の映画館とは一味違う体験を提供する。

ホステルの客室は一部屋のみで、通常は簡易宿泊タイプとして男女共用の16テントを用意し、最大18名の利用が可能だ。段々畑のような芝のオープンステージに、一枚の布と4つのスツールでテントを張り、自分のスペースを確保して寝袋で寝る形式となる。限りなく原始的で、都会の真ん中で気軽にキャンプするような宿泊体験ができる。宿泊人数に合わせて布をつなげることで簡単に拡張できるテントとなっているため、グループや家族で利用することも、1室貸切で利用することも可能だ。加えて、おもてなしの一環としてフードアーティスト「ものがたり食堂」とコラボレーションし、朝食サービスメニューを開発予定だという。

同ホステルはたくさんの要素が集まる場所であり、どれかに偏ることなく、それぞれの要素が滲み出すような空間デザインとなっている。そのため、壁で仕切るのではなくもっと繊細で柔らかな境界で、パブリックとプライベート、宿泊客と地域の人々、時間と空間をつないでいる。表面的な飾りで表現するのではなく、時間軸により奥行きを与える空間を意図した。一見不整合にも見えるこのデザインは、時間とともに記憶を重ね、風景に溶け込み成長していくものとして捉えている。同社は、未完であることこそが和のデザインだと考えている。

同社はホステルについて、「寝心地のよいベッドもなく、プライベートも完全に確保できません。しかし、だからこそできる特別な体験、一枚の布、一本の映画、一杯のお茶をお楽しみいただければと思っています」と述べている。

外国人客のニーズはモノ消費からコト消費へと変わり、その場所でしかできない体験を求めるゲストが増えている。近年は大きなスクリーンを備えた宿泊施設の開業も見られるが、『Theater Zzz』のようにひとつの空間が様々な形態に変化する宿泊施設は珍しい。自分好みのお茶を楽しめたり、映画を見ながらたくさんの人と交流できたり、テントと寝袋で寝るスタイルはユニークな体験を求めるゲストに好評を得るだろう。

■「Theater Zzz」公式サイトはこちら

【参照記事】
お茶・映画・旅 非日常的体験から新たなストーリーを作り出す”泊まれるシアター”「Theater Zzz」 2019年夏イーストトーキョーエリアにOPEN!

(HOTELIER 編集部)

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