名鉄不動産と名鉄イン、関西圏初の「名鉄イン」を大阪で2020年5月に開業

名鉄不動産と名鉄イン、関西圏初の「名鉄イン」を大阪で2020年5月に開業

名鉄不動産株式会社と名鉄イン株式会社は、2018年11月15日、大阪市東淀川区に宿泊特化型ホテル「名鉄イン新大阪(仮称)」を2020年5月に開業予定であると発表した。

『名鉄イン』ブランドが関西圏に出店するのはこのたびの新店舗が初めてだ。『名鉄イン』は、2005年2月に名古屋市中区で宿泊特化型ホテルを開業し、現在愛知県に8店舗、東京都に2店舗出店している。

「名鉄イン新大阪(仮称)」は、和光商事株式会社が所有する土地に建物を建設する。この建物を名鉄不動産が借り受け名鉄インに転貸し、名鉄インが運営を行う。敷地面積440.35平方メートルの土地に地上10階建てのホテルを建設し、客室120室を用意する。1階は店舗スペースとなる予定だ。施工は大和ハウス工業株式会社が手掛ける予定で、2019年2月ごろに着工する。名鉄不動産と名鉄インは、「名鉄イン新大阪(仮称)」の開業を契機に、今後も関西圏への展開を検討する予定だと述べている。

ホテルの建設予定地は、JR東海道・山陽新幹線、在来線が集結する「新大阪駅」東口から徒歩3分の好立地。将来的にはリニア中央新幹線の乗り入れも計画されており、ポテンシャルの高いエリアだ。また、大阪メトロ御堂筋線「新大阪駅」も至近で、梅田・心斎橋・難波など、大阪の主要エリアに乗り換えなしでアクセスが可能である。ビジネスに加えインバウンドなどの観光利用客も見込んでいるという。

米マスターカードが2017年9月に発表した世界の海外旅行市場に関するレポートによると、世界で最も外国人旅行者が増えているのは大阪だという。2009年から2016年にかけ、外国人旅行者の年平均増加率が24%だった。また、観光庁が発表した「宿泊旅行統計調査」では、2017年に最も客室稼働率が高かったのは大阪だ。旅館・リゾートホテル・ビジネスホテル・シティホテル・簡易宿所すべての宿泊稼働率が全国で最も多く、全体で82.4%だった。

そんな大阪府では、ホテルの開業が相次いでいる。株式会社阪急阪神ホテルズが2019年5月に「ホテル阪神アネックス大阪」、株式会社ベルコが難波の『新歌舞伎座』跡地に隈研吾氏設計の「ホテルロイヤルクラシック大阪」を2019年12月に開業予定だ。

加えて、関電不動産開発株式会社と株式会社パレスホテルは大阪市北区堂島浜にて、宿泊主体型の新ブランドホテルと高級賃貸レジデンスの複合施設を、2020年夏に開業予定である。さらに、積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルは、2020年秋に福島区エリアで「モクシー大阪新梅田」を開業予定だ。株式会社星野リゾートは、新今宮駅前に2022年の開業を目指した都市観光ホテルの事業計画を進めている。

法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーであるCBREが2018年1月に発表した、2020年の日本のホテル市場の見通しによると、2020年に大阪では必要な客室数のストック数が13,500室程度上回るとしている。ホテルが増えることで客室の供給過剰が懸念されるが、同社はその心配はないと考えている。近年、観光客数が増え、ホテルの稼働率が高まり予約が取りづらくなったことで、宿泊需要が潜在化したり他都市へと流出していたと考えられるため、供給が増えストック不足が解消されれば、需要の回帰が期待できるという。

供給過剰の心配がないとはいえ、“このホテルならでは”といった特徴を加え差別化を図ることで、更なる利用者を見込めるだろう。「名鉄イン新大阪(仮称)」の客室や付帯店舗の詳細について、今後も注目していきたい。

【参照記事】
名鉄イン、関西に初進出 大阪に20年5月
【参照サイト】
関西圏初進出 宿泊特化型ホテル「名鉄イン新大阪(仮称)」を 2020 年 5 月(予定)に開業します

(HOTELIER 編集部)

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