小田急グループ「小田急強羅ホテル(仮称)」を2019年8月に開業予定

小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:星野晃司)と株式会社小田急リゾーツ(本社:神奈川県相模原市、取締役社長:端山貴史)が、2019年8月に「小田急強羅ホテル(仮称)」を開業予定だと発表した。

強羅で企業の保養所・研修所として使用されていた物件を2017年1月に取得しており、ホテルへとリノベーションする。箱根登山鉄道強羅駅から徒歩5分に位置し、傾斜地が多い強羅エリアにおいて駅から平坦路でアクセスできる希少な物件だ。また、良質な温泉を湧出する自家源泉を有し、周辺には箱根強羅公園や彫刻の森美術館などの観光施設も充実している。新ホテルでは、こうした物件の特徴を生かした宿泊体験を提供する施設を目指すという。

施設はホテル棟とコンドミニアム棟の2棟構成だ。地上5階建てのホテル棟には全62室の客室があり、レストラン・大浴場・中庭・ラウンジを設ける。中庭にはウッドデッキ・焚き火炉・足湯・ハンモックを設置し、ラウンジにはドリンクコーナー・ライブラリー・湯上りラウンジを設置する。宿泊客がラウンジや中庭を中心に集い、お気に入りの場所でそれぞれの時間を過ごせることが最大の特徴だ。大浴場は女性用・男性用ともに光の演出が特徴的で、個室風呂も2室設け自家源泉による温泉を楽しめる。

地上4階建てのコンドミニアム棟は、全10室の客室に温泉が楽しめるビューバスを設ける。居住スペースは広々としており、短期から長期の滞在まで幅広く利用できる。コンドミニアムタイプでビューバス付きの宿泊施設は、強羅エリア初展開だという。

小田急グループはホテル事業を成長分野と位置付け、地域の魅力を引き出す特徴のあるホテルの出店を進めている。2015年度から都市型ホテルやリゾートホテルの出店を強化しており、2020年度までに15店程度を出店する計画だ。箱根地区においては、グループの各交通機関の結節点となる駅やターミナル、観光施設への大型投資も開始している。

同グループはこのたびの新ホテル出店について、「強羅は箱根登山電車の終点であり、ホテルの開業により新たな滞在拠点を設けることで、強羅エリアの魅力の発信と、箱根周遊に訪れる方々の心に残る想い出づくりに寄与してまいります」と述べている。

■「小田急強羅ホテル(仮称)」概要
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅字強羅1300番27他
開業時期:2019年8月(予定)
運営会社:株式会社小田急リゾーツ
客室:ホテル棟 62室、コンドミニアム棟 10室
敷地面積:ホテル棟 4,137平方メートル、コンドミニアム棟 1,266平方メートル
延床面積:ホテル棟 6,290平方メートル、コンドミニアム棟 1,514平方メートル
投資額:約21億円※リノベーション費用のみ

【参照記事】
箱根でのリノベーションによるホテル開発に着手!2019年8月、強羅地区に新たなホテルを開業します
【参照サイト】
箱根でのリノベーションによるホテル開発に着手!2019年8月、強羅地区に新たなホテルを開業します~強羅駅から徒歩5分の好立地で、快適な宿泊体験を~
【コーポレートサイト】
・小田急電鉄株式会社
・株式会社小田急リゾーツ
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(HOTELIER 編集部)


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