ニトリが宿泊業へ参入、小樽市の高級温泉旅館「銀鱗荘」の所有権を取得

ニトリが宿泊業へ参入、小樽市の高級温泉旅館「銀鱗荘」の所有権を取得

株式会社ニトリ(本社:北海道札幌市、代表取締役社長兼COO:白井俊之)は14日、株式会社銀鱗荘および東名観光開発株式会社より「銀鱗荘(ぎんりんそう)」の所有権を取得し、2018年8月20日をもって株式会社ニトリパブリック(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:荒井功)が運営すると発表した。ニトリが宿泊業へ参入するのはこれが初めてだ。

高級温泉旅館「銀鱗荘」は小樽のシンボル的施設で、宿泊施設としては第一級だという。ニトリは同施設で超一流のサービスを提供し、北海道内外および海外からも観光客を招き入れ、小樽エリアの振興に貢献するとしている。

1873(明治6)年、小樽市の隣にある余市町にて大綱元だった猪俣安之丞が築造した個人邸宅が「銀鱗荘」の始まりだ。1939(昭和14)年に邸宅を現在の小樽市へ移築し、料亭旅館として創業した。「銀鱗荘」と命名したのは、当時の北海道庁長官・石黒英彦である。1989(昭和61)年以降は全館で大規模なリニューアルを行った。宿泊できる唯一の鰊御殿(にしんごてん)であり、北海道文化財100選にも選出された。

施設はJR小樽築港駅から車で4分、JR小樽駅から車で10分に位置する。日本海を見下ろす裏庭には天然温泉の露天岩風呂があり、フレンチレストラン「グリル銀鱗荘」が本館に隣接している。客室は本館9室、本館特別室2室、新館7室の計18室。一人あたりの宿泊料金は、一泊夕朝食付きで34,710円~、新館特別室にいたっては129,750円と高級路線だ。

ニトリホールディングスは、北海道に生まれ育てられた恩返しとして、2016年7月23日にJR小樽駅から徒歩圏内の運河近くに「小樽芸術村」をオープンした。同施設では旧荒田商会(小樽芸術村ミュージアムショップに改名)、旧高橋倉庫(ステンドグラス美術館に改名)、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店(似鳥美術館に改名)の4棟を保存しており、それぞれの建物内で日本や世界の美術品・工芸品を公開している。

■「銀鱗荘」概要
所在地:北海道小樽市桜1丁目1番地13号
アクセス:JR小樽築港駅から車で4分、JR小樽駅から車で10分
承継日:2018年8月20日12:00~
運営の主体:旧運営会社 株式会社銀鱗荘、新運営会社 株式会社ニトリパブリック
客室数:全18室
食事:和食会席、本格フランス料理
公式サイトはこちら

【参照記事】
ニトリが旅館事業に参入!小樽の銀鱗荘で目指すは「超一流」のサービス
【参照サイト】
「銀鱗荘」事業承継についてのご案内
【コーポレートサイト】
・ニトリホールディングス
・株式会社ニトリ
・株式会社ニトリパブリック
【サービスサイト】
小樽芸術村

(HOTELIER 編集部)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で