大和ハウス、ホテルと店舗併設の「ロイヤルパークスER函館駅前」を2019年12月に開業。

大和ハウス、ホテルと店舗併設の「ロイヤルパークスER函館駅前」を2019年12月に開業。

大和ハウス工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:芳井敬一)は4月4日、ホテルと店舗からなる複合商業施設『ロイヤルパークスER函館駅前』を、2019年12月に開業すると発表した。

同社は、北海道函館市が進める「函館駅前市有地等整備事業」の公募型プロポーザル方式の事業提案に応募し、2016年9月1日に事業者として選定されていた。2018年3月15日には、函館市・北海道旅客鉄道株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:島田修)と事業用定期借地権設定契約を締結した。

近年の訪日外国人旅行者数の増加に伴い、北海道を訪れる外国人旅行者数も増加傾向にあり、2016年度では過去最高の230万人を記録した。加えて、2016年3月に開業した北海道新幹線により、函館市のある「道南エリア」は、外国人旅行者だけでなく日本人観光客からも関心が高まっている。2016年度の函館市の観光入込客数は、過去最高の560万7,000人となった。

大和ハウスは、「近年再び注目を集める函館市の観光の中心地であるJR北海道函館本線『函館駅』前に、国内外の観光客だけでなく地域住民のニーズを取り入れた複合商業施設を開発し、地域経済の発展に貢献することを目指します」としている。

同施設の外観デザインは、函館独自の「和洋折衷建築物」として発展してきた歴史と精神を取り入れ、函館の華やかな街並みと調和するよう配慮したという。加えて「函館駅」からの連続性や、「函館駅前広場」との一体性にも配慮し、建築物が周囲に与える圧迫感を軽減した。観光案内所を設け、観光客へのサービスも充実させる。施設中央にはシンボルツリーのある「交流広場」を設け、函館市民や観光客の交流を促す。また「函館駅前広場」や函館市内の周辺と連携したイベントを開催し、「函館駅」前の活性化に貢献するという。

ホテル棟には、地上11階・客室数261室の「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」を開業し、大和リビングステイ株式会社が経営する。館内には天然温泉の大浴場、道南の食材を用いたレストラン、バー、コンビニエンスストアを設ける予定だ。デラックスツインは4名が宿泊できグループにも対応できるほか、最上階のスイートルームからは函館山の景観が望める。また、客室の一部にサービスアパートメントを設け、インバウンドの長期滞在型観光にも対応するという。

商業施設は「店舗棟」と「カフェ棟」の2棟からなり、北海道や函館市を代表する飲食店・物販店が16店舗出店予定だ。「カフェ棟」内には、インバウンドの「コト消費」に対応すべく、貸衣装店が出店予定だ。

同施設は防災医療拠点の機能も持っている。大和ハウスが開発する『ロイヤルパークス』シリーズは、災害時に近隣住民の災害対策本部の役割を果たす「ER機能(ER:エマージェンシー・レスポンスの略)」をもつ施設建設を推進している。『ロイヤルパークスER函館駅前』は、北海道内において札幌に次ぐ2棟目のERビルとなり、函館市の安全・安心な街づくりに寄与するという。災害時には施設内の避難スペースや設備機器などを提供できるほか、万が一災害により陸路が遮断されても、ホテル棟の屋上に設置した緊急救助用のホバリングスペースを利用することで、物資の搬入や傷病者の搬入が可能だ。

■「ロイヤルパークスER函館駅前」概要
所在地:北海道函館市若松町43-5,43-6,43-7番地(地番)
アクセス:JR北海道函館本線「函館駅」徒歩1分
敷地面積:9,887.51平方メートル(2,991坪)
館内施設:ホテル(261室、うちサービスアパートメント3室)、店舗・カフェ(16店舗予定)
着工:2018年3月15日
竣工予定:2019年10月
開業予定:2019年12月

【参照記事】
函館駅前/ホテル併設の複合商業施設「ロイヤルパークスER」、コト消費も対応
【参照サイト】
JR北海道函館本線「函館駅」前における複合商業施設開発「ロイヤルパークスER函館駅前」プロジェクト始動
【コーポレートサイト】
・大和ハウス工業株式会社
・大和リビングステイ株式会社
・北海道旅客鉄道株式会社
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(HOTELIER 編集部)

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