株式会社ワコール、京町屋をリノベーションした宿泊施設「京の温所 岡崎」を2018年4月28日開業。

株式会社ワコール、京町屋をリノベーションした宿泊施設「京の温所 岡崎」を2018年4月28日開業。

下着メーカーである株式会社ワコール(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:安原弘展)は、京町屋をリノベーションした宿泊施設『京の温所(おんどころ)』を、京都・岡崎に2018年4月28日にオープンする。

東京・青山にて複合文化施設『スパイラル』を運営するグループ会社の、株式会社ワコールアートセンター(本社:東京都港区、代表取締役:小林裕幸)と連携し、ワコールならではの視点で京都の魅力を発信するという。同施設は、旅館業法上の許認可を得た簡易宿所営業に該当する。チェックインは、京都駅八条口前ワコール新京都ビル1階「京の温所 フロント」にて行う。施設への入室は電子ロックを利用し、施設にスタッフは常駐しないという。

宿泊事業参入の背景には、京町屋の老朽化や宿泊施設の慢性的な不足にある。京都の都市景観を特徴付ける京町屋は、所有者の高齢化に伴い、老朽化物件や空き家が増加しており、地域・行政にとって深刻な問題となっている。一方、国内外から関西へ訪れる観光客が増加する中、京都を中心とする宿泊施設は慢性的に不足している。

同社は「観光客に印象深い滞在体験を提供するだけでなく、歴史的価値のある京町家・古民家を保全・有効利用しつつ、地域の生活環境改善やコミュニティ形成にも役立ちたいとの思いから本事業へ参入するに至りました」と述べている。

『京の温所』は、「ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひととき」がコンセプトだ。泊まるだけでなく、まるで京都に暮らしているかのような“あたらしいもうひとつの日常”の滞在体験を提供する宿泊施設だという。長年住居として利用されてきた京町屋の価値・特性を活かし、現代生活が共存する住空間としてリノベーションを施した。

築90年の一軒家『京の温所 岡崎』は、市内観光へのアクセスが良いエリアに位置し、閑静な住宅街の中にある。周囲には平安神宮や美術館など、京都を代表する観光名所が立ち並ぶ。

長期滞在を想定し、こだわりのダイニングキッチンやキッチンツール、花器など日用品も用意している。京町屋らしい坪庭や高野槇を使用したお風呂、掘りごたつ付きの和室もあり、京都での日常を楽しむきっかけを随所に備えた。付帯サービスには、荷物の預かり・運搬、調味料セットやオリジナルドリップコーヒーの提供などがある。また、宿泊客の要望に応じ、周辺のお店情報なども提供するという。

『京の温所 岡崎』は、2018年4月2日より先行予約を開始する。同施設は2018年7月に二条城エリア、2018年11月・12月に西陣エリアに展開予定だ。

■「京の温所 岡崎」概要
公式サイト:http://www.kyo-ondokoro.kyoto/
所在地:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町91-85
アクセス:地下鉄東西線東山駅より徒歩5分
開業日:2018年4月28日
延床面積:91.94平方メートル
間取り:1階=キッチン&ダイニング、和室(6畳)、お風呂、トイレ
2階=ベッドルーム、和室(6畳)
料金:一棟60,000円~180,000円(税別、人数と時期により変動)
定員:最大6名
チェックイン:16時から(ワコール新京都ビルでのフロントチェックインは10時~17時)
チェックアウト:10時まで

【参照記事】
ワコール、京町家を改修した宿泊施設を開業、京都の中心地で長期滞在しやすく、1棟6万円から
【参照サイト】
京都で過ごす”あたらしいもうひとつの日常”。京町家をリノベーションした宿泊施設『京の温所(おんどころ) 岡崎 』、2018年4月28日オープン。
【コーポレートサイト】
・株式会社ワコールホールディングス
・株式会社ワコール
・株式会社ワコールアートセンター
【サービスサイト】
SPIRAL
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(HOTELIER 編集部)

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