大阪と京都でホテルの新ブランド続々開業、多様な宿泊ニーズの取り込み狙う。

大阪と京都でホテルの新ブランド続々開業、多様な宿泊ニーズの取り込み狙う。

訪日外国人客が急増する大阪と京都で、ホテル各社の新ブランド開業が相次いでいる。

2021年に関西で開催するワールドマスターズゲームズや、大阪湾の人口島「夢洲(ゆめしま)」への誘致を進めている2025年開催の国際博覧会(万博)、カジノを含む統合型リゾートなどを視野に入れ、既存のホテルにはない幅広い価格設定・部屋タイプを揃え、多様なニーズを取り込むのが狙いだ。

民泊やビジネスホテルといった安さを求める層、料金が高めでも広い部屋を好む中間層、高級ホテルを利用する富裕層があるが、関西ではこれまで中間層向けのホテルが少なかった。

株式会社グランビスタ ホテル&リゾートは、新ブランド『INTERGATE HOTELS』の第1号店を、2018年3月1日に京都市中京区で開業した。同ホテルは、京都へ観光に訪れた富裕層に対応し、半数程度は訪日外国人客の利用と見込んでいる。客室の内装には、障子や西陣織を取り入れ“和”を意識した。須田貞則社長は「価値を提供する選ばれたホテルを目指す」とコメントしている。

JR西日本は、新ブランド『ヴィスキオ』を2018年6月6日に大阪で開業する。JR大阪駅北側に位置し、全400室を備えた観光客向けの宿泊特化型ホテルだ。客室の8割ほどが2人以上で泊まれるダブル・ツインルームで、40平方メートル以上の広々とした客室も設けるという。JR尼崎駅直結の『ホテル「ホップイン」アミング』も、『ヴィスキオ』にリブランドし同日に開業するほか、2019年春に京都でも開業予定だ。

最上級ブランドのシティーホテル『グランヴィア』や、ビジネス利用の多い『ヴィアイン』も展開しているが、新ブランド『ヴィスキオ』はその中間の位置づけとなる。カプセルタイプの『ファーストキャビンステーション』と合わせ、多様な客層の宿泊需要に応えるという。

さらに外資系ホテルにも動きがある。マリオット・インターナショナルは、高級ブランド『Wホテル』を2021年に日本で初めて採用し、大阪・南船場にて開業予定だ。レストラン、バー、フィットネス施設、スパ施設などを備えるという。

【参照記事】
幅広い価格で「おもてなし」 大阪、京都でホテルの新ブランド続々
【参照サイト】
デザイン主導型のラグジュアリー・ライフスタイルホテルブランド「Wホテル」日本上陸~「W OSAKA」が2021年、大阪に誕生

(HOTELIER 編集部)

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