日本初「監獄ホテル」に無印良品参入へ。重要文化財の奈良監獄を2020年めどに転用




日本初「監獄ホテル」に無印良品参入へ。重要文化財の奈良監獄を2020年めどに転用

国の重要文化財に指定されている、奈良市の旧奈良監獄が2020年をめどにホテルに転用されることが決まり、株式会社良品計画(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:松﨑 曉氏)も簡易宿泊型ドミトリーをオープンすることが明らかになった。

旧奈良監獄は、赤レンガの西洋風建築で、中央の看守所から第1寮から5寮までの舎房が放射状に伸びている。そのうち、第3寮は耐震補強したうえで完全保存されることが決まっており、残りの4棟は「文化財リノベーションホテル」(約150室)として、独居房や雑居房が客室に生まれ変わる。受刑者の運動場があった場所には「新設ホテル」(3階建て程度、約80室)、表門の近くに良品計画が運営する「簡易宿泊型ドミトリー(MUJI HOSTEL)」(約60床)がオープンする予定。その他、カフェバーや商業テナントエリアなども計画されているという。

今月から同施設の運営はチサンホテル、ロジワール ホテルなどを運営するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上 理氏)に委託されており、2020年のホテル開業に向け順次改修工事が始まることとなる。

奈良県は、世界遺産があるものの、実はホテルが少ない。平成26年度のホテル・旅館の客室数合計でも9,205室と断トツで最下位となっている。人気観光地ではあるが、隣接する大阪や京都に宿泊する観光客が多いという。監獄ホテルがオープンすれば、奈良県の宿泊需要が高まるだろう。

【参照記事】
・ホテル転用の旧奈良監獄、1棟は完全保存へ 16日一般公開
・監獄ホテルに無印も参入 「美しすぎる刑務所」が生まれた本当の理由
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(HOTELIER 編集部)

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