シニア層の約8割が宿泊料金にキャッシュレス決済を利用、理由は「ポイントや特典」ゆこゆこホールディングス調べ

温泉宿泊予約サービスや温泉メディア事業を行うゆこゆこホールディングス株式会社は2020年1月31日、同社の会員向けのメールマガジンを使用した「旅行におけるキャッシュレス決済に関する意識調査」の結果を発表した。

同社が運営する温泉宿泊予約サービス『ゆこゆこ』の会員はシニア層が多く、60代以上が7割を占めている。2019年10月よりキャッシュレス決済を導入した同社は、シニア層は旅行でのキャッシュレス決済利用に対してどのような意識を持っているかを把握するため、今回この調査を実施した。調査期間は2019年12月3日~12月13日、対象となったのは20代以上の男女5,132名(回答者:20代0.3%、30代1.3%、40代7.9%、50代23%、60代39%、70代以上28%、無回答0.7%)。

キャッシュレス決済については60代以上のシニア層の94.6%が利用しており、そのうち77.2%のシニアは宿泊施設の決済時にキャッシュレス決済を利用していた。若年層だけでなく、多くの60代以上のシニア層もクレジットカードを含めたキャッシュレス決済の手段を持ち、宿泊料金を支払う際に利用していることが分かった。

シニア層がキャッシュレス決済を利用する理由は、「カード会社のポイントや特典が付くから」という理由が47.2%と半数を占めている。次いで「宿泊料金が高額で現金を持ち歩くのが不安」(20%)、「オンライン事前決済機能が便利」(18.5%)という理由も挙がった。また、キャッシュレス決済を「あまり利用しない」と答えた人からは、「そもそもキャッシュレス決済をほとんど使用しない」「キャッシュレス決済ができない宿が多いから」と言った理由が挙がった。

2019年10月からキャッシュレス決済を導入した同社において、「キャッシュレス決済ができる宿に予約をしようと思った」と回答した60代以上のシニア層は64.1%という結果になり、シニア層向けの宿泊予約については、キャッシュレス決済が利用できると予約に繋がることが分かった。20~30代の若年層では、“宿泊予約時にキャッシュレス決済の利用可否を気にする人”が56.3%だったのに対し、シニア層では“宿泊料金を支払う際に利便性を気にする人”が多いという結果になっている。なお同社会員は旅行をする際、1泊旅行をする人の割合が63.9%、年間で宿泊を伴う旅行に3回以上行っている人が78.6%、夫婦で旅行する人が85.8%という結果となった。

キャッシュレス決済については次のような調査結果もある。株式会社ICT総研が2019年11月に発表した「消費増税後のキャッシュレス決済利用状況調査」では、支払金額が高額になるほどQRコード決済の利用率が低くなり、3,000円以上からはクレジットカードの利用率が高くなる傾向にある。「普段利用している決済方法(利用用途別)」でクレジットカードの利用率が高かったのは「ネットショップ」に次いで「宿泊施設」となった。

また株式会社ジェーシービーが2019年12月に発表した「キャッシュレス・消費者還元事業に関する調査 2019」では、キャッシュレス決済をしていて感じることとして「キャッシュレス決済対応のお店が増えた」が最も多く、次いで「少額でも気にせず使える」「ポイントがよく貯まる」「会計がスピーディー」という回答となった。「ポイントがよく貯まる」と回答した年代を見ると、最も多いのは20代男性(44.0%)となり、『ゆこゆこ』の会員で多いシニア層に注目すると60代男性は28.0%、60代女性は36.0%だった。また、「キャッシュレス・消費者還元事業が終了した後もキャッシュレス決済を利用すると思うか」という問いに89.2%が「利用すると思う」と回答している。

決済方法について訪日外国人を対象にした調査もある。株式会社Fun Japan Communicationsが2020年1月に発表した調査結果によると、台湾・香港・インドネシア・ベトナムの4カ国からの旅行者の3~4割の人が、今までに日本旅行中の決済について不満を感じたことがあるという。同社は「決済関連はインバウンド受け入れにおける大きな課題であると言えそうです」と述べている。また、宿泊施設での支払いにおいては「ホテルで現金支払いのみと言われた。大きい金額の支払いを現金で行うのはかなり大変だった」という回答があった。

こうした調査から、クレジットカードなどのキャッシュレス決済は、日本においてはポイントが貯まったり支払いを早く済ませることができるため好まれる傾向にあることが分かる。また宿泊料金については国内外問わず、現金よりクレジットカードでの決済の方が安心であることや利便性が高いことも利用される要因のひとつと言えそうだ。キャッシュレス決済のニーズは今後も継続していくと考えられ、宿泊施設においても幅広い決済方法への対応が求められるだろう。

【参照記事】
・シニアの約8割が宿泊予約の際にキャッシュレス決済を利用! 支払方法を強く意識 ~旅行におけるキャッシュレス決済に関する意識調査~ 温泉宿泊予約サービス『ゆこゆこ』が実施
・日本旅行中に使いたい支払い手段は?FUN! JAPANオンライン調査結果を発表
【参照サイト】
・株式会社ICT総研|2019年11月 消費増税後のキャッシュレス決済利用状況調査
・株式会社ジェーシービー|JCB、「キャッシュレス・消費者還元事業に関する調査 2019」を発表

(HOTELIER 編集部)


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