楽天トラベル「2019年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」発表、四国2県が上位に

楽天トラベル「2019年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」発表、四国2県が上位に

楽天株式会社が運営する旅行予約サービス『楽天トラベル』は2019年9月27日、「2019年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」を発表した。

同ランキングは、2019年10月1日~11月30日の国内旅行の予約人泊数(=予約人数×泊数)を都道府県ごとに集計し、前年同期比の伸び率が高い順にランキングしたものだ。上位5位は以下の結果となった(括弧内は前年同期比)。

1位:香川県(+45.9%)
2位:高知県(+39.0%)
3位:群馬県(+28.9%)
4位:大分県(+28.8%)
5位:茨城県(+27.3%)

1位の香川県は、エリア別に見ると「小豆島・直島」エリアが+78.6%(約1.8倍)と最も伸び率が高く、次いで「高松・さぬき・東かがわ」エリアが+46.9%(約1.5倍)だった。香川県全体では訪日旅行が+160.2%(約2.6倍)、国内の女性一人による予約が+151.0%(約2.5倍)、女性複数が+87.2%(約1.9倍)と、インバウンドや女子旅が顕著に増加した。また、小豆島や直島を含む瀬戸内海では3年に1度の国際芸術祭が開催されており、海外の大手メディアや旅行情報サイトでも幅広く紹介されるなど注目を集めている。

香川県の2018年の県外観光客入込数は941万6,000人(前年比-0.5%)となり、6年連続で900万人を超えた。4年ぶりに減少したものの、過去最多となった1988年の1,035万人、2017年の946万4,000人に次ぐ3番目の入込数となった。この理由について香川県は「平成30年7月豪雨等の異常気象の影響による観光客数の減少があったとみられる一方で、高松空港におけるソウル便の増便(毎日運航)等によるインバウンドの増加により、前々年を上回る結果になったと考えられます」と述べている。

2位の高知県は、利用者別に見ると女性一人による予約が+75.9%(約1.8倍)、男性一人が+38.0%(約1.4倍)と「一人旅」が伸びている。高知県は2018年、幕末・維新から150年を記念したイベントなどにより、県外観光客数は約441万人となり過去最高を記録した。2019年からは『リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~』を開始し、桂浜や四万十川、足摺岬などの景勝地巡り、吉野川ラフティング、ホエールウォッチングなどの体験型観光に注力することで継続的な誘客に取り組んでいる。

高知県は2019年2月に行われた県議会にて「引き続き、435万人観光の定常化を目指すとともに、本県の強みである食、歴史、自然といった資源をさらに磨き上げ、本県観光のステージアップに向けた取り組みを展開してまいります」述べている。加えて、自然体験型観光はインバウンドの関心も高いといい、『リョーマの休日~自然&体験キャンペーン~』を通じてインバウンドも強化していくという。

2019年6月には、上海に本社を置く世界最大級のオンライン旅行会社・Ctripと、海外からの誘客促進等に関し「高知県の国際観光の振興に向けた連携と協力に関する協定」を締結した。中国市場などでのプロモーションや、宿泊施設・観光地・商業施設などへの海外からの送客促進などに取り組む考えだ。

3位の群馬県では「尾瀬・丸沼」エリアが+51.3%(約1.5倍)、「伊香保温泉・渋川」エリアは+37.9%(約1.4倍)と人気観光地が伸びている。加えて、2018年は草津白根山の噴火により客足が減少していた「草津温泉・白根」エリアが+43.1%(約+1.4倍)と回復し、県全体を活気づけた。

群馬県の2017年の観光入込客数は6,449万人(前年比+49万人・+0.8%)、宿泊客数は805万人(同+45万人・+5.9%)となった。中でも大きく増加した観光地は草津温泉(同+18万人)、水上温泉郷(同+9万人)、道の駅玉村宿(同+12万人)だった。また宿泊客数はここ数年減少傾向だったものの、2017年は804万7,000人(同+45万1,000人・+5.9%)となり、2006年の805万人以来11年ぶりに800万人を超えた。

観光振興計画『はばたけ群馬観光プラン 2016-2019』で、2019年の目標値として観光入込客数6,500万人、宿泊者数950万人を設定している。「魅力ある観光地づくり」「戦略的な情報発信」「海外からの誘客促進」「物産振興と食の魅力向上」を基本計画に、観光推進に取り組む考えだ。

今回のランキングでは“一人旅”の人気が高いことが分かった。Hotels.comが行った一人旅に関する調査では、一人旅をする理由として「気を遣わずに済む」(58%)、「自分の行きたいところに行ける」(51%)、「自分のペースで観光したい」(51%)が挙げられた。ワイワイ楽しむレジャーシーズンの夏に比べると、秋は一人の時間を充実させたい傾向にあることがうかがえる。また、温泉地の群馬県や大分県がランクインしており、夏の疲れを癒す旅のニーズもありそうだ。

【参照記事】
・楽天トラベル、2019年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキングを発表
・アジア最大級のオンライン旅行会社「Ctrip」 高知県と国際観光推進のため協定を締結
【参照サイト】
・香川県|平成30年香川県観光客動態調査報告(確定版)を取りまとめました。
・高知県|平成31年2月県議会での知事提案説明
・群馬県|平成29年 観光客数・消費額調査(推計)結果
・群馬県|群馬県観光振興計画「はばたけ群馬観光プラン 2016-2019」

(HOTELIER 編集部)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

太陽光の「TRENDE」

太陽光発電を無料で設置して、電 気代を10%カット。「ほっとでんき」

詳細を見る

初めての不動産投資なら...

1万円から始める、クラウドファンディング型の不動産投資「SAMURAI」

詳細を見る

ホテル運用代行をお探しの方

全国の一室から、建物一棟まで様々な宿泊施設の運営代行を行う「オックスコンサルティング」

詳細を見る